画面タッチやマウスなどのように“触れる”ことなく空中ジェスチャでPC操作が可能な新しいデバイスLeap Motionを使い、これまでにないアプリを開発しましょう。今回は、Leapアプリのさまざまな対応環境を紹介し、ProcessingやJavaScriptでLeapを動かすアプリの開発環境を構築して、サンプルアアプリのコードを解説します。
前回の「空中ジェスチャ操作デバイスLeap Motionとは」では、Leap Motion(以下、Leap)の入手方法や操作方法、デバイスの概要を紹介しました。続いて今回は、Leapアプリの開発の仕方を紹介します。
Leapアプリの開発者向け公式ページには以下の言語に対応しているとあります。
また、OSはWindows/(Mac )OS X/Linuxに対応していると書かれています。
対応言語やOSを見ると、多くの開発者が利用したことのあるものばかりでしょう。さらに公式で対応しているものの他に、「leapjquery」「leapjs」「LeapMotionP5」など、ProcessingやJavaScriptでLeapを動かすライブラリも多数あります。
他にもRubyやopenFrameworks、WPFやWindowsストアアプリなどなど、有志たちがさまざまなプラットフォームで開発を行っています。
今回は、ProcessingとJavaScriptを中心にライブラリ、サンプルを使って、手っ取り早くLeapを利用する方法を紹介します。
筆者が初めに試してみた環境が「Processing(プロセッシング)」でした。結果としては、今回試した中で最も簡単にLeapを扱えるのではないでしょうか。
ProcessingはJavaベースで開発されたアートとビジュアルデザインに特化したプログラミング言語です。また、Processingには教育用プログラミング言語という側面もあり、とても簡単に動くものが作れることも特徴の1つです。
まずはProcessingの開発環境を整えてみましょう。
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