グーグルはプログラミング言語「Dart」が国際標準化団体ECMAの正式仕様として承認されたと発表した。
米グーグルはオープンソースのプログラミング言語「Dart」が国際標準化団体ECMAの正式仕様として承認されたことを発表した。
DartはJavaと同じクラスベースのオブジェクト指向言語で、複雑なWebアプリケーションの開発に使われる。
Dartはグーグルが2011年に発表。2013年12月には、ECMAによってDartの標準化を目指す技術委員会「TC52」が設置された。2014年6月25日に開かれたECMAの総会では、Dart 1.3をベースとする標準仕様「ECMA-408」の第1版が承認されている。
DartのGoogle+に掲載された情報によると、ECMA TC52委員会はこのほど開いた第3回会合で、enum(列挙型)やdeferred loading、async(非同期)、既存のマイナーなバグの修正についても話し合ったという。
次回の会合は9月16日にスイスで開かれる予定で、enumとdeferred loadingの正式サポートと、asyncの少なくとも一部のサポートを目指すという。次のバージョンは2014年末までに完成させたい意向だ。
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