ユーザーアカウント管理画面の左側にあるペインで[ユーザー]を選択し、右側のペインにある[新しいユーザーの追加]ボタンをクリックする。すると、次のようなダイアログが表示される。
説明の都合上、まず「eightboss」というユーザーを追加してみよう。
ユーザー名、氏名(表示名。ログインユーザー型のセルに表示される名前)、パスワード、メールアドレスを入力する。「エイト上司」という氏名から分かるように、このユーザーはワークフロー的には「上司」となるので、ここでは[上司]ドロップダウンには何も指定しない。
次に、「ultima8」というユーザーを追加する。このユーザーはeightbossの部下だ。
今度は[上司]ドロップダウンから[eightboss]を選択する。これにより、ワークフロー機能を使用する際に「ultima8の上司がeightbossである」という属性が追加される。同様にして、以下のユーザーも追加しておこう。
ユーザー名 | 氏名 | メールアドレス | 上司 |
---|---|---|---|
zosshy | ゾッシィ | zosshy@example.com | なし |
ultiman | アルティマン | ultiman@example.com | zosshy |
最後にグループの設定をしておこう。
ここでは、「隊長」グループにeightbossとzosshyの2人のユーザーを所属させる。これを行うには、ユーザーアカウント管理画面の左側ペインで[グループ]を選択して、右側のペインで[隊長]リンクをクリックする。以下の画面が表示されるので、[隊長]にマウスカーソルを合わせ、右側の人型のアイコン([所属ユーザーの編集]リンク)をクリックする。ブラウザーの表示が[設定]画面に切り替わるので、[メンバーの追加]ボタンをクリックしよう。
所属ユーザーの編集
これにより[メンバーの追加]ダイアログが表示されるので、[検索]ボタンをクリックして、[eightboss]もしくは[zosshy]を選択して、[OK]ボタンをクリックする。同じ手順をもう一度繰り返して、両者を「隊長」グループに追加しておく。
以上で、ユーザーの登録とログイン機能の追加は完了だ。この時点で、Webアプリをデバッグ実行すると、以下のようになる(もちろん、ログインとログアウトしかできない)。
ログイン機能を持ったアプリの実行画面
これでログイン機能の実装とユーザーの登録作業は終了だ。では、このアプリにワークフロー機能を追加していこう。
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