脆弱性に名前のあるなし関係なし、連休でも淡々と検証するセキュリティクラスターセキュリティクラスター まとめのまとめ 2015年5月版(2/3 ページ)

» 2015年06月09日 05時00分 公開

DEF CON CTF 2015予選が開催される

 2015年5月16〜18日にかけて、世界最大のCTFといっても過言ではない「DEF CON CTF 2015」のオンライン予選が開催されました。セキュリティクラスターからも多数のユーザーが参加して、さまざまな問題を解いていました。

 予選期間中はいつもの週末に比べてツイート数も減り、セキュリティクラスターでも多数の人が参加していることを感じさせました。問題はこれまで通りバイナリが中心でしたが、今年は珍しく「Web」の問題があるとのことで待機していた人もいました。ただその問題がオープンになったのが月曜日の早朝で、しかもすぐにアクセス過多で止まってしまっていたようです。

 予選が終わり、日本のチームとしては「binja」が20位、「Team ENU」が33位と、惜しくも本戦への出場権を確保することは叶わなかったようです。感想ツイートでも「あまり問題が解けなかった」とつぶやく人が多く、去年より問題が難しかったようです。一方で台湾、中国、韓国のチームが上位に入り、アジア全体としてはレベルの高さを感じさせました。

 そしてCTFでは感想とともに話題となるのは、解法をまとめた「WriteUp」です。今年も多数のWriteUpが公開され、問題についてのツイートも多く見られました。

 日本のCTF参加チームはここ数年、夏にラスベガスで行われるDEF CON CTFの本戦になんとか進めているので、今年も他のCTFなどで上位に入り、どうにか本戦に滑り込めればと期待しております。

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