次は、「指定した順」に担当者を並べ替えてみよう。
例えば、特定の担当者(自分でもよい)を基準にメンバー全員の進捗(しんちょく)をチェックしたいときなどに使う。「売上順」や「あいうえお順」でソートしてもいいが、相対的に把握するために、特定の担当者が一番上に表示されてほしいときに便利だ。
では、図3の状態から、担当者「薬師寺」の結果を一番上に持っていこう。
「薬師寺」と記載のある項目のセル「A27」を選び、マウスポインターをセルA27の「枠」に合わせると、マウスポインターが十字矢印の形に変わる(図6)。この状態で、移動したい場所へドラッグ&ドロップで移動する(図7)。
担当者に関する他の項目もまとめて移動できただろうか(図8)。比較しやすくするために、ウィンドウ枠の「分割」と「固定」機能を使うのもいいだろう。
次は、「売上が上位3位までの商品名を選別」して集計してみよう。
ピボットテーブルで「商品名と合計」の集計表を作成してほしい(図9)。
これをパッと見ただけでは、「どれが売れている商品のTOP3か」は把握しにくいはずだ。そこで活用するのが「フィルター」機能だ。
「商品名」フィールドの[▼]ボタンを選び、フィルター一覧を表示する(図10)。
続いて「値フィルター」を選ぶと、さらにメニューが表示される。ここから「トップテン」を選ぶ(図11)。
「トップテン フィルター」が表示される。デフォルトで「10」とある項目が「上位10位まで表示する」を示すので、上位3位までならば、「3」に修正して「OK」ボタンを押す(図12)。
「上位3位までの商品名と金額」がフィルタリングして表示された(図13)。
上位3位までの商品名と金額が抽出された。金額が多い順に並べ替えたいならば、前述したように「データ」タブ→「降順で並べ替え」を選べばよいだろう。
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