Java SE JDKおよびJREに、リモートからの攻撃によって任意のコードが実行される恐れのある脆弱性が報告されている。プリインストールされている場合もあるので、まずは確認しておこう。
Java SE JDK(Java Standard Edition Development Kit)およびJRE(Java Runtime Environment)に、リモートからの攻撃によって任意のコードが実行される恐れのある脆弱(ぜいじゃく)性(CVE-2016-0636)が報告されている。修正済みソフトウェアにアップデートすることで対応できる。対象となるのは、Webブラウザで動作するJava SE。一部のPCでは、該当バージョンのJREがプリインストールされている場合があるため、注意が必要だ。
今回の脆弱性の対象となるのは、以下のバージョン。
サポートを終了しているJava SE 7も脆弱性の影響を受ける。この脆弱性は、Java SE JDK/JRE 8 Update 77にアップデートすることで回避できる。
手元の環境のJavaのバージョンは、下記Webサイトで確認できる。32ビット版、64ビット版をそれぞれ利用している場合は、対応する32ビット、64ビット版のWebブラウザで確認する必要がある。
最新バージョンの入手先は次の通り。
※利用するアプリケーションによっては動作に影響が出る場合があるので、アップデートに際しては管理者に確認を。
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