今回、「エンタープライズモードIEのWebサイト一覧を使用する」ポリシーを構成するためにサイトリストのXMLを作成するのが面倒に感じましたが、GUIツールがあったことを思い出し確認したところ、そのGUIツール「Enterprise Mode Site List Manager」がWWindows 10 バージョン1511のリリースに合わせて新バージョンになっていること、そして、Windows 10 バージョン 1511のIE 11のエンタープライズモードの機能が強化されていることを知ることになりました。
強化された機能の詳細は以下の公式ブログをご確認いただくとして、今回はエンタープライズモードの新機能をスクリーンショットで紹介しましょう。
管理者が作成するエンタープライズモードのための「サイトリスト(Webサイト一覧)」は、XML形式のテキストファイルです。
従来のサイトリスト(XMLスキーマ V1)では、ドメイン名またはFQDN(Fully Qualified Domain Name:完全修飾ドメイン名)に対して「IE 7エンタープライズモード」「IE 8エンタープライズモード」「互換表示のドキュメントモード」を指定することができました。
Windows 10 バージョン1511のIE 11では、エンタープライズモードの新しいXMLスキーマ(XMLスキーマ V2)がサポートされ、ポート番号を含むURL(「www.contoso.com:8080」など)を指定できるようになった他、URLをIE 11で開くか、Microsoft Edgeで開くかを指定できるようになっています。
また。新しいXMLスキーマ V2に合わせて、GUIのサイトリスト作成ツールであるEnterprise Mode Site List Managerは、対応するXMLスキーマごとにリリースされています(画面4)。
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