マークロジックは、エンタープライズNoSQLデータベースプラットフォームの次世代版「MarkLogic 9」のプレビュー版公開を発表した。
マークロジックは2016年6月1日、基幹業務に対応するエンタープライズNoSQLデータベースプラットフォームの次世代版「MarkLogic 9」のプレビュー版を公開した。
MarkLogicは、構造化と非構造化データの両方に最適化したNoSQLデータベース。従来のリレーショナルデータベースの特徴であるデータの完全性や一貫性を備えつつ、非構造化データにも最適化することで、JSON、XML、RDF、位置情報データ、テキスト、ラージバイナリなどを異なる構造のデータも統合して扱える。
MarkLogic9では、拡張されたデータ統合、セキュリティや管理機能、統一された「360度ビュー」の利便性を向上させた。これまで以上に適切なビジネスの意思決定、価値創出時間の短縮、リスクの軽減を実現する次世代アプリケーションの構築などが可能なプラットフォームになるという。
プレビュー版は「アーリーアクセスプログラム」に参加することで利用可能。本リリースは2016年12月を予定している。
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