JPCERT/CC(JPCERTコーディネーションセンター)設立の中心人物であり、NISC(内閣サイバーセキュリティセンター)の初代情報セキュリティ補佐官を務めるなど、インターネット黎明期から日本のインターネットセキュリティを牽引されてきた奈良先端科学技術大学院大学教授の山口英氏が、2016年5月9日に逝去されました(関連リンク)。
当初はWikipediaと個人のツイートで訃報が流れたのみで、特にWikipediaに関しては後で情報が元に戻されたこともあり、デマではないかという声もありました。しかし、新聞記事などで情報が公になったことで、残念ながら事実であることが分かりました。
Twitter上では、まだ52歳と若い山口氏の死去を惜しむ声とともに、インターネットの広い分野に携わり、多くの人からその人柄を慕われた同氏らしいさまざまなエピソードが語られていました。また、直接面識はなくとも、「UNIX MAGAZINE」で長く行われていた同氏の連載を思い出す人が多かったようです。
この他にも、2016年5月のセキュリティクラスタでは以下のような話題が取り上げられていました。
山本洋介山
猫と一緒に自宅の警備をする傍ら、「twitterセキュリティネタまとめ」というブログを日々更新しているtwitterウォッチャー。セキュリティやネットワークに関する原稿も書いています。
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