IDCフロンティア、「IDCFクラウド」を強化──広域冗長化/バックアップ自動切り替え機能を追加広域負荷分散が月250円から

IDCフロンティアは、クラウドサービス「IDCFクラウド」の機能を強化。負荷分散や障害時のサーバ自動切り替えを実現する、「GSLB(Global Server Load Balancing)」機能を追加した。

» 2016年07月22日 16時00分 公開
[@IT]

 IDCフロンティアは2016年7月21日、同社のクラウドサービス「IDCFクラウド」に「GSLB(Global Server Load Balancing)」機能を追加したと発表した。基本料金としてDNS 1ゾーン当たり50円(税別、以下同)/月、1サイト当たり250円/月から利用できる。

photo IDCFクラウド GSLBのサービス内容

 GSLBは、Webサーバへのリクエストを、物理的に離れた場所で稼働する複数のサーバへ負荷状況に応じて振り分ける機能。2つ以上のWebサーバを、アクティブ−アクティブ構成またはアクティブ−スタンバイ構成で冗長化できる。障害発生時には、待機するバックアップサーバへ自動的に切り替える機能も備える。

 冗長化やバックアップは、物理的に1000キロ以上離れた東日本/西日本リージョンのデータセンターを使い、同社の閉域網接続サービス「リージョン間接続」(無料)を用いて行われる。IDCFクラウドで運用するサーバだけでなく、オンプレミスや他社のデータセンター/クラウドサービスで稼働するWebサーバも冗長化や負荷分散の対象にできる。

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