富士通とマイクロソフト、「グローバルコミュニケーション基盤」の導入促進で連携強化富士通グループ16万人への導入ノウハウを活用

富士通と日本マイクロソフトが、従業員/オフィスのワークスタイル変革を実現するグローバルコミュニケーション基盤の導入促進に向けて連携を強化する。

» 2016年09月02日 13時00分 公開
[@IT]

 富士通と日本マイクロソフトは2016年9月1日、従業員のワークスタイル変革を実現するための「グローバルコミュニケーション基盤」の導入促進に向けて連携を強化すると発表した。富士通グループの従業員約16万人へ「Office 365」などを導入した知見やノウハウをベースに、顧客のワークスタイル変革の実現を両社が連携して支援する。

 富士通は、自社のグローバルコミュニケーション基盤を「FUJITSU Digital Business Platform MetaArc(以下、MetaArc)」と、マイクロソフトの「Office 365」およびクラウド認証基盤「Azure Active Directory Premium(以下、Azure ADP)」を連携させ、従来のプライベートクラウド環境からパブリッククラウド/マルチクラウド環境への移行を進めている。グローバル約16万人の従業員に向け、2017年3月の運用開始を予定する。

 両社は、このMetaArc、Office 365、Azure ADPを連携させたグローバルコミュニケーション基盤の導入促進で協業し、検証プロセスのチェックプログラム「デジタルトランスフォーメーション コネクト プログラム」などを提供する。2018年までに日本およびグローバル市場で年間500億円規模までビジネスを拡大させたいとしている。

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