以降は、実際に構築したRocketChatを使って、基本的な使い方について解説をしていきます。
まず、RocketChatにアカウントを登録して、ログインしましょう。ログイン画面で「新しいアカウントを登録」をクリックし、ユーザー情報を入力していってください。
以下のような画面が表示されれば登録完了です。
Docker Composeファイルで指定している「ROOT_URL=http://localhost」について、本連載の設定ではlocalhostと指定しています。そのため、「http://{IPアドレス}:3000/」でアクセスした際に、設定と実際にアクセスしているURLが異なるため、以下Warningメッセージが表示されることがあります。
この場合、Docker Composeファイルを「ROOT_URL=http://{IPアドレス}」とするか、以下Warningメッセージにて「はい」を選択してください。
RocketChatでチャットをしてみましょう。まず、「チャンネル」について説明します(Slackなど使われている方はご存じかと思いますが)。
RocketChatでのコミュニケーションは基本的にこの3つです。なお、メッセージの投稿の仕方もほとんど一緒で、投稿したいメッセージを投稿フォームに入力するだけなので、非常に簡単で分かりやすいです。実際にメッセージを投稿して、使いやすさを体感してみてください。
次に、チャット以外の基本的な機能を紹介していきます。本連載の中で全ての機能を紹介することはできないため、個人的によく使う機能を紹介しておきます。
RocketChatではファイルの共有を簡単に行うことができます。投稿フォームでアップロードするファイルを指定するか、ドラッグ&ドロップでもアップロードが可能です。
なお、そのチャンネル内で共有したファイルは画面右にある「ファイル一覧」で確認できます。
検索機能やスター、ピン留めなどを使用して、過去の投稿を確認できます。検索機能は、画面右の「検索」から行えます。なお、日本語で検索するときは、「/○○○/」のように「/(スラッシュ)」で検索したい文字列を囲います。
また、スターやピン留めで、投稿に印を付けて、後で簡単に確認することができます。
なお、スターとピン留めは機能として非常に似ていますが、スターは「投稿に対してスターを付けた本人だけのお気に入り」であり、一方でピン留めは「ピン留めした投稿がチャットに参加しているメンバー全員のお気に入りになる」という違いがあります。
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