富士通とSUSEは、「SUSE Enterprise Linux Server」を利用する顧客に向けて、プレミアムサポートサービス「SUSE Business Critical Linux」の提供を開始する。サポート期間を最長8年まで拡大し、24時間サポート体制を敷く。
富士通とドイツのSUSEは2017年6月29日、ミッションクリティカル領域でLinuxサーバOS「SUSE Enterprise Linux Server」を利用する顧客に向けた特別サポートサービス「SUSE Business Critical Linux」の提供を開始すると発表した。
SUSE Business Critical Linuxは、「SUSE Linux Enterprise Server 12」または「SUSE Linux Enterprise Server 12 High Availability Extension」で構築したシステムの「長期安定稼働」を望む声に応え、これまで最長で5年までだったサポート期間を最長8年まで拡大するもの。顧客の「保守コストの最適化」や「運用スケジュールに沿ったシステム導入・更改」のニーズに適用できるという。併せて、両社が共同展開する24時間サポート体制を新たに構築し、サポートの強化も図っている。
サポート対象システムは「SUSE Enterprise Linux Server」が稼働するIAプラットフォーム。富士通製ハードウェアに限らず、また物理サーバ/仮想マシンのいずれも対象になる。提供開始時期は2017年7月から。日本、欧州、中東、インド、アフリカ地域から提供を始め、順次全世界に展開する。価格は、地域によって異なるとしている。
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