富士通とSUSE、ミッションクリティカル領域のSUSE運用者向けサポートサービスを開始サポート期間を8年まで拡大、共同で24時間サポートも新設

富士通とSUSEは、「SUSE Enterprise Linux Server」を利用する顧客に向けて、プレミアムサポートサービス「SUSE Business Critical Linux」の提供を開始する。サポート期間を最長8年まで拡大し、24時間サポート体制を敷く。

» 2017年06月30日 11時00分 公開
[@IT]

 富士通とドイツのSUSEは2017年6月29日、ミッションクリティカル領域でLinuxサーバOS「SUSE Enterprise Linux Server」を利用する顧客に向けた特別サポートサービス「SUSE Business Critical Linux」の提供を開始すると発表した。

 SUSE Business Critical Linuxは、「SUSE Linux Enterprise Server 12」または「SUSE Linux Enterprise Server 12 High Availability Extension」で構築したシステムの「長期安定稼働」を望む声に応え、これまで最長で5年までだったサポート期間を最長8年まで拡大するもの。顧客の「保守コストの最適化」や「運用スケジュールに沿ったシステム導入・更改」のニーズに適用できるという。併せて、両社が共同展開する24時間サポート体制を新たに構築し、サポートの強化も図っている。

 サポート対象システムは「SUSE Enterprise Linux Server」が稼働するIAプラットフォーム。富士通製ハードウェアに限らず、また物理サーバ/仮想マシンのいずれも対象になる。提供開始時期は2017年7月から。日本、欧州、中東、インド、アフリカ地域から提供を始め、順次全世界に展開する。価格は、地域によって異なるとしている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

スポンサーからのお知らせPR

注目のテーマ

AI for エンジニアリング
「サプライチェーン攻撃」対策
1P情シスのための脆弱性管理/対策の現実解
OSSのサプライチェーン管理、取るべきアクションとは
Microsoft & Windows最前線2024
システム開発ノウハウ 【発注ナビ】PR
あなたにおすすめの記事PR

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。