エンタープライズDBは、OSSデータベース向け管理ツールの新バージョン「EDB Postgres Enterprise Manager 7」をリリース。ドッキング可能なパネル、ページの部分読み込み、インライン編集によるグリッドベースのレイアウトといった機能を新たに備え、管理がしやすくなるように刷新した。
エンタープライズDBは2017年7月28日、PostgreSQLおよびPostgreSQLベースの企業向け製品「EDB Postgres」向け管理ツールの新バージョン「EDB Postgres Enterprise Manager 7」をリリースした。
EDB Postgres Enterprise Managerは、PostgreSQL向けのオープンソース管理・開発ツール「pgAdmin」を基に開発され、監視機能や警告機能などを強化したデータベース監視・管理・チューニングのためのツール。EDB Postgres Platform向けのコンポーネントで、フェイルオーバーとDR(Disaster Recovery:災害復旧)ツールなども内蔵している。今回の新バージョンでは、ドッキング可能なパネル、ページの部分読み込み機能、インライン編集によるグリッドベースのレイアウトなどを改善し、Web管理ツールの操作性が強化されている。
開発者向け機能についても、リアルタイムのデータベース監視、データベースオブジェクトの管理機能、クエリツールやデバッガなどを実装。データベースの保守や監視、管理といったタスクを簡素化するためのステータス監視や監査、ログ分析に向けたダッシュボード、プローブ機能などを用意する。この他、REST API(REpresentational State Transfer Application Programming Interface)に対応し、プローブやアラートの作成、更新、取得から、履歴統計とメトリックの取得、EDB Postgres Enterprise Managerの設定などもAPIから呼び出せようになっている。
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