当たりだよ、ダイゴ。素晴らしいね
お父さんが喜んでくれたのでダイゴ君もうれしくなりました。
もう一度、お願いしてもいいかい?
いいよ
お父さんがこの仕掛けに気付くかどうか試したかったので、ダイゴ君は再び数当てゲームをはじめました。
別の数字を思い浮かべたよ。ダイゴ
そう、それじゃあ始めるよ。お父さんのことだから今度こそ999でしょう
お父さんは、じっとダイゴ君を見つめました。それは、まるでダイゴ君の心の中をさぐるように。
違うよ。999じゃないよ
そうか、違うのか。それじゃあ、せっかく999って思ったのだから、999を掛けてみて
お父さんは、また電卓を使って掛け算をしました。
下3桁をシート1の好きなセルに入力してね
お父さんは、先ほどの数字をクリアしてから、別のセルに下3桁の数字を入力しました。
シート2を見て、お父さん
そこには確かにお父さんの思い描いた数字が表示されていました。
お父さん、わかった?
お父さんは電卓とにらめっこを始めました。そして紙を取り出すと何やら書き込んでいます。ダイゴ君はじっと見守っています。
いつもと立場が逆転しています。いつもお父さんはこんな気持ちでゲームをしていたんだな、と少しむずかゆい気持ちになりました。
みなさんは、どうやってダイゴ君が数字を当てたのかわかりますか?
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