Dell EMCは、機械学習やディープラーニングの導入を支援し、迅速な収益化を支援する新製品群として、サーバ「Dell EMC PowerEdge C4140」およびソリューション「Dell EMC Machine and Deep Learning Ready Bundles」を発表した。
Dell EMCは2017年11月13日(米国時間)、企業や組織による機械学習やディープラーニング(深層学習)の導入を支援し、迅速な収益化を支援する新製品群として、サーバ「Dell EMC PowerEdge C4140(以下、PowerEdge C4140)」およびソリューション「Dell EMC Machine and Deep Learning Ready Bundles(以下、Ready Bundles)」を発表した。
Ready Bundlesは、機械学習とディープラーニングアプリケーション向けに最適化され、事前検証と設定を済ませたDell EMC PowerEdge C4140に、ストレージやネットワーク、サービスを組み合わせたもの。企業や組織がより精度の高いデータを活用し、深い洞察を迅速に得られるよう支援する。
一方、PowerEdge C4140は、複数のアクセラレータを搭載可能な薄型1Uラックサーバ。高負荷のコグニティブワークロードに耐えるべく、2基の「インテル Xeonスケーラブル・プロセッサー」、4基の「NVIDIA Tesla GPU」を搭載する。ディープラーニング関連の用途を見据え、PowerEdge C4140は、UbuntuなどのOSに対応する。
Dell EMCとNVIDIAは2017年6月、HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)やデータアナリティクス、AI分野での提携を発表していた。今回のPowerEdge C4140およびReady Bundleの提供は、両者の戦略的な共同開発に関する提携の一環となる。
Dell EMCは、PowerEdge C4140を2017年12月に、Ready Bundlesを2018年2月から7月の間に提供開始する予定だ。AIやディープラーニング分野におけるIntelとの提携関係から、同社は今後、Intelのテクノロジーを活用したReady Bundlesも提供したい考えだ。
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