HTML5/JavaScript開発用の入力支援ライブラリ「InputManJS」、グレープシティが発売文字種制限や書式指定可能で日本語固有の入力や表示にも対応

グレープシティはHTML5/JavaScript開発用の入力支援ライブラリ「InputManJS」を発売する。文字列や数値、日付などの入力をきめ細かく制御でき、漢数字やふりがな取得といった日本語固有の入力や表示にも対応する。

» 2018年01月18日 11時15分 公開
[@IT]

 グレープシティは2018年1月17日、HTML5/JavaScript開発用の入力支援ライブラリ「InputManJS」を同年2月14日に発売すると発表した。Windows FormsやWindows Presentation Foundation(WPF)などでの開発に向けた入力支援コンポーネント「InputMan」の技術を応用した。

 InputManJSはJavaScriptによる開発に利用できる文字列や数値、日付の入力用エディットコントロール(テキストボックス)が4種類と、和暦や祝日表示に対応するカレンダーコントロールから成る。

InputManJS(提供:グレープシティ)

 エディットコントロールは、入力可能な文字種を制限したり、書式を指定したり、入力した文字列にマスクを掛けたりする機能を備える。指定した文字種への自動変換や、入力完了後の自動フォーカス移動、リアルタイムな数値の入力範囲チェックといった機能も備える。漢数字やふりがな取得といった日本語固有の入力や表示にも対応する。テンキー風の数値入力用ドロップダウンやスピンボタンを表示することも可能だ。

日本固有の表現や入力にも対応(提供:グレープシティ)

 InputManJSにはタッチ操作に向けた機能も用意されている。タッチによるスピンボタンやドロップダウン、スクロール、文字選択といった操作や、コンテキストメニューの表示などが可能。タッチ操作専用のツールバーも備える。

 InputManJSを形成するモジュールの容量は約600KB。AngularJS/Angularのディレクティブを備えており、TypeScriptを使用した開発も可能だ。ReactやVue.jsといったJavaScript向けフレームワークにも対応する。特定のOSに依存せず、HTML5に対応するほとんどのWebブラウザで使用できる。ただし、Android用のWebブラウザには対応しない。

 価格は、開発ライセンスが16万2000円(税込み、以下同)、配布ライセンスが64万8000円。いずれのライセンスもサブスクリプション契約のみで、2年目以降の価格はどちらも16万2000円となっている。

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