@ITは、2018年6月22日、東京で「@ITセキュリティセミナー」を開催した。本稿では、ルックアウト・ジャパンの講演「スマートデバイスにおける通信リスクとそのセキュリティ対策について」の内容をお伝えする。
@ITは、2018年6月22日、東京で「@ITセキュリティセミナー」を開催した。本稿では、ルックアウト・ジャパンの講演「スマートデバイスにおける通信リスクとそのセキュリティ対策について」の内容をお伝えする。
スマートフォンには認証情報や企業メールなどの重要な情報が満載であり、その分攻撃者が情報を搾取しようとするセキュリティリスクは高い。特に最近は公衆無線LANが普及し、カフェや空港などで気軽に接続するユーザーも多いと思われるが、「オープンな無線LANでMan-in-the-Middle攻撃に遭うモバイルデバイスは1000台のうち8台という調査結果もあり、東京のような都市の場合はそれ以上と考えた方がいい」と、ルックアウト・ジャパンの守屋賢一氏は警鐘を鳴らす。
ルックアウトのモバイルデバイス向けセキュリティソリューションでは、マルウェア対策の他、悪意ある無線ネットワークへの接続の検知とアラート通知機能、ブラックリストに基づくコンプライアンス対応機能、OSの脆弱(ぜいじゃく)性管理、SMSやメール、チャット、QRコードなどを介して入ってくるコンテンツに対応した保護を提供するブラウザベースのフィッシング対策機能などを提供する。
「MobileIronやMicrosoft Intune、AirWatchなど、大手EMM(エンタープライズモビリティ管理)/MDM(モバイルデバイス管理)製品と連携し、総合的なモバイルセキュリティ対策を実施できる」(守屋氏)
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