AI実装時の仮説検証作業を簡略化、「ABEJA Platform Accelerator」(α版)試用提供開始2つのAIモデルを利用可能

ABEJAは「ABEJA Platform Accelerator」(α版)の試用提供を開始した。「画像のクラス分類」と「画像の物体検出」という2つのAIモデルを備えており、仮設検証のためのAI開発プロセスが簡略化できる。

» 2019年03月06日 11時00分 公開
[@IT]

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 ABEJAは2019年3月5日、「ABEJA Platform Accelerator」(α版)の試用提供を開始した。プログラミングの知識を必要とせず、AI(人工知能)の実装に必要な仮説を検証できる。

 一般にAIモデルの開発では、事前に立てた仮説の検証を初期段階で繰り返すことで運用上の課題を見つけ、性能を向上させる。ただこの検証プロセスでは、対象となる大量のデータを収集し、計算リソースを確保した上で、モデルの開発や実験を実施するため、専門知識を備えた人材を確保する必要があることに加え、多大なコストを要するという課題があった。

ABEJA Platform Acceleratorとは

 ABEJA Platform Acceleratorは、あらかじめ「画像のクラス分類」と「画像の物体検出」という2つのAIモデルを備え、検証のためのAI開発プロセスが簡略できるMachine Learning as a Service(MLaaS)。具体的には、データをアップロードしてAIモデルを学習させて、その学習結果の精度を評価するレポートを入手できる。さらに、学習させたAIモデルをAPIとして外部システムに公開するサービスの提供も今後検討する。

 ABEJA Platform Acceleratorは、今後フィードバックを経て開発を進めるとしている。価格は未定だが、月額10万〜20万円を想定しているという。

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