オープンソースの.NET開発者向けクロスプラットフォーム機械学習フレームワークの最新版「ML.NET 0.11」をMicrosoftが公開した。
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Microsoftは2019年3月8日(米国時間)、.NET開発者向けのオープンソースのクロスプラットフォーム機械学習フレームワーク、「ML.NET 0.11」を公開した。
ML.NETは、2018年5月に開催された開発者向けカンファレンス「Microsoft Build 2018」で「ML.NET 0.1」として発表された。
WindowsとLinux、macOSに対応したML.NETを使うことで、開発者は既存のツールやスキルを用いてカスタムAIを開発し、アプリケーションに組み込むことができる。感情分析やレコメンデーション、画像分類といった一般的なシナリオのためのカスタム機械学習(ML)モデルの作成が可能だ。
ML.NET 0.11では、フレームワークの全体的な安定性に重点が置かれており、APIの改良やバグ修正、パブリックAPIサーフェスの削減が進められた他、ドキュメントとサンプルも改善されている。0.11の内容は、v1.0までの全てのリリースで継続されるという。
ML.NET 0.11での主な改良点は次の通り。
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