Kaspersky Labは2019年6月5日、2019年第1四半期(1〜3月)のサイバー脅威レポートを公開した。同レポートによると、銀行口座の認証情報や金銭を窃取することを目的としたモバイル機器向けのマルウェアが増加した。
2019年第1四半期にKaspersky製品で観測した悪意ある攻撃は、世界203の国や地域で8億4309万件だった。また、同社のWebアンチウイルスコンポーネントが検知した悪意あるURLは、1億1364万件(ユニーク数)だった。
中でも目立ったのは、オンラインバンキングを標的とするマルウェア。2019年第1四半期にKaspersky製品が検知したバンキング型トロイの木馬は約3万種。それらによる攻撃は、31万2235件(ユニーク数)を数えた。
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