[個人用Vault]フォルダを利用するつもりがないのであれば、このフォルダ(ショートカット)を削除することも可能だ。ただ、削除するにはWebブラウザでOneDriveにアクセスして設定を行う必要がある(Windows 10のエクスプローラーやOneDriveアプリから無効化することはできないようだ)。
WebブラウザでOneDriveを開き、Microsoftアカウントでサインインする。OneDriveが開いたら、[個人用Vault]フォルダをチェックし、左上の[削除]をクリックする。ただ、これでは[個人用Vault]フォルダは削除できず、「個人用Vaultを削除できません」という警告ダイアログが表示されるので、[設定に移動]ボタンをクリックする。
設定を行うには、ID確認が求められるので、[ID確認]ボタンをクリックして、2段階認証による認証を行う。認証が完了すると、個人用Vaultの設定画面が表示される(個人用Vaultのロックが解除された状態の場合、[個人用Vaultオプション]アイコンをクリックして、[個人用Vaultの設定]を選択することで、この画面を表示させることも可能)。
この画面の「Personal Vaultを無効にする」の[無効にする]リンクをクリックし、表示された確認ダイアログの[無効にする]ボタンをクリックする。さらに確認ダイアログが表示されるので、ここでも[無効にする]ボタンをクリックすると、[個人用Vault]フォルダが無効化できる。OneDrive上の[個人用Vault]フォルダアイコンも非表示になる。
なお[個人用Vault]フォルダを無効化すると、フォルダ内に保存していたファイルも削除されてしまうので注意してほしい(再び有効化しても、ファイルは復元されない)。
前述の通り、[個人用Vault]フォルダが無効化すると、OneDrive上から[個人用Vault]フォルダが消えてしまう。再度、有効化するには少々分かりにくい手順を踏む必要がある。
まずWebブラウザでOneDriveを開き、左上の[歯車(設定)]アイコンをクリックする。[設定]メニューの[オプション]リンクをクリックし、OneDriveのオプション画面を開く。ここで、右上(OneDriveの左側にある)のオプションメニューを開き、[個人用Vault]を選択する。個人用Vaultの設定画面が開くので、ここで[有効にする]ボタンをクリックすると、「パーソナルVaultが元に戻りました」というダイアログが表示されるので、[OK]ボタンをクリックする。
OneDriveを開くと、[個人用Vault]フォルダ(ショートカット)が再び表示されているはずだ。フォルダをクリックすると、2段階認証による本人確認が求められる。
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