ガートナーが「日本におけるCRMのハイプ・サイクル:2019年」を発表サブスクリプション管理などが黎明期に

ガートナー ジャパンは「日本におけるCRMのハイプ・サイクル:2019年」を発表した。サブスクリプション管理や営業エンゲージメントプラットフォームなどが黎明期に位置付けられた。

» 2019年11月26日 08時00分 公開
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 ガートナー ジャパンは2019年11月25日、「日本におけるCRMのハイプ・サイクル:2019年」を発表した。同社では、同ハイプサイクルで取り上げられている32のキーワードは、日本企業が顧客中心的なカスタマーエクスペリエンス(CX)を提供する上で重要な技術だとしている。

画像 2019年の日本におけるCRMのハイプ・サイクル

デジタルトランスフォーメーションに重要な顧客視点

 CRM(Customer Relationship Management)関連市場でハイプサイクルの黎明(れいめい)期にあるのは、サブスクリプションビジネスを支援するサブスクリプション管理や、営業担当者による効果的な営業活動を支援する営業エンゲージメントプラットフォームなど。

 2019年に入って関心を集めているデジタルエクスペリエンスプラットフォームや、顧客エンゲージメントハブ、カスタマージャーニーアナリティクス、顧客データプラットフォームなどは、「過度な期待」のピークに向かっている。これらの技術は、顧客の行動をリアルタイムに把握して、効果的なエクスペリエンスの提供を支援するものだ。

 ガートナーは、デジタルトランスフォーメーションを成功させるには、デジタル技術の活用と、顧客の視点を持つことが不可欠だと指摘する。さらに、効果的なCXの創出方法や顧客中心型ビジネスへの転換方法に多くの企業が関心を高めているという。

CIOやアプリケーションリーダーへの期待が増加

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