IoT機器の真正性を確保するセキュリティサービス、NECが2020年7月から販売開始エッジデバイスの情報をブロックチェーンに登録

NECは、IoT機器の真正性を確保するセキュリティサービスを販売する。セキュアなシステムの構築に向けて、エッジデバイスとその管理ソフトウェア、IoTセキュリティ製品群を提供する。

» 2020年04月10日 08時00分 公開
[@IT]

この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。

 NECは2020年4月8日、IoT(Internet of Things)機器の真正性を確保するセキュリティサービスを同年7月に販売開始すると発表した。NECのIoTセキュリティ製品とエッジデバイス、ブロックチェーン技術を組み合わせたサービスで、セキュアなシステムの構築を支援する。

 同サービスは、オフィスの入退室時に利用する顔認証用カメラやゲート、空調やエレベーターなどのビル設備管理、産業用制御装置などのIoT機器管理への活用を想定し、エッジデバイス「NEC AI Accelerator」とその管理ソフトウェア、IoTセキュリティ製品群を提供する。

画像 サービスの概要(出典:NEC

ブロックチェーンに情報を登録し、追跡する

 エッジデバイスは、厳密なデバイス認証に必要な証明書機能を備える。エッジデバイス自身の真正性を確保するため、エッジデバイス製造時の生産管理プロセスで生成される部品や検査情報といった情報をブロックチェーンに登録し、証明書とNECのIoTセキュリティ製品を使ってなりすましを防止する。これにより、もし機器が不正アクセスやデータの改ざんといったサイバー攻撃を受けることがあっても検知可能だ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

スポンサーからのお知らせPR

注目のテーマ

Microsoft & Windows最前線2025
AI for エンジニアリング
ローコード/ノーコード セントラル by @IT - ITエンジニアがビジネスの中心で活躍する組織へ
Cloud Native Central by @IT - スケーラブルな能力を組織に
システム開発ノウハウ 【発注ナビ】PR
あなたにおすすめの記事PR

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。