「ハードウェアWoL」は、ネットワークコントローラーが内蔵するマジックパケット検出機能を使い、電源イベントをシステム側に発生させることで、スリープからの復帰を行う。ハードウェアWoLは、ハードウェア機能として実装されるため、メーカーでの設計段階で、採用の可否が決まる。
そのため、単純にネットワークコントローラーの型番などから、その存在を判定できない。それでも、簡易には、UEFIの設定メニューにWoLの有効/無効を切り替える項目があれば、ハードウェアWoLを搭載していると断定できる。ファームウェアパスワードとの両立をどうさせるかといったセキュリティ的な問題もあるため、UEFIの設定メニューに項目が存在しないのに、機能が実装されている可能性は低いだろう。
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