セラクは、リモートでデジタルトランスフォーメーションの技術や運用を支援するサービスを開始した。セキュリティを確保した作業環境を構築し、エンジニアを現場に派遣せず時間単位でサービスを提供する。
この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。
セラクは2020年5月25日、リモートでデジタルトランスフォーメーション(DX)の技術や運用を支援するサービスを開始したと発表した。エンジニアを現場に派遣せず、時間単位でサービスを提供する。
セラクは「これまでセキュリティ上の問題や『対面でないこと』による管理上の課題などが原因で、DXプロジェクトをリモート化できないケースがあった」としている。そのため従来同社が提供していたDX向けの技術支援サービスは対面が前提で、エンジニアをプロジェクト現場に派遣させており、フルタイム稼働を原則としていた。
今回提供を開始するサービスは、セキュリティを確保した作業環境を構築し、リモートワーク対応教育を受けたエンジニアを活用することでDXプロジェクトのリモート化を実現。時間単位で柔軟にサービスを提供できるようにした。企業のデジタルマーケティングやデータサイエンス、RPA(Robotics Process Automation)などDX領域の技術、運用を支援する。
リモートワーク環境のセキュリティ確保には、セキュリティ対策を施したPCを貸与したり、VPN(Virtual Private Network)など安全なネットワークを構築したりする。同社のIoT/クラウドサポートセンターによる24時間365日体制での保守・運用サービスをオプションで提供する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.