LINEが運営する「ISUCON」の第10回の参加登録が始まった。参加登録は先着500チームまで。参加費は無料で、優勝賞金は100万円。2020年の予選は9月12日にオンラインで開催する。
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LINEが運営する「ISUCON」の実行委員会は2020年7月8日、第10回目となる「ISUCON10」の参加登録を開始した。締め切りは同年8月31日。先着500チームまで参加登録できる。参加費は無料で、優勝賞金は100万円。
ISUCONは、「いい感じにスピードアップコンテスト(Iikanjini Speed Up Contest)」として2011年に始まったイベントで、2020年の開催が10回目。これまでは予選に2日間かけていたが、2020年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を考慮し、オンラインで1日だけの開催とする。
競技内容は、「主催者が用意したWebアプリケーションを競技時間内に高速化すること」。採点条件をクリアしたチームの間で、性能値(スコア)の高さを競う。クックパッドと宇宙海賊、リクルートが作成し、サイバーエージェントが問題用のインフラを提供する。
高速化に当たっては、主催者から与えられた初期実装を使わなくてもよい。アクセス先のURIや、レスポンス(HTMLのDOM、JSONオブジェクトなど)の構造、JavaScript/CSSファイルの内容、画像や動画といったメディアファイルの内容を変えなければ、サーバにインストールするソフトウェアを入れ替えたり、設定を変更したり、コードを改変したりすることが許されている。ただし、別の高速なサーバを用意して、そこに処理を委譲することは禁止されている。テストや開発時に外部のPCやサーバを利用することは問題ない。
予選に参加するには、チームで登録する必要がある。1チームは1〜3人で構成し、「一般枠」と「学生枠」のどちらかに登録する。学生枠は、条件として全てのメンバーが学生または生徒であること。本選は2020年10月3日にオンラインで開催する予定だ。
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