脳活動を基に「楽曲の特徴」を可視化し、ヒット要因を把握する技術 NTTデータなど3社が開発「言語化できない脳の反応」を利用

NTTデータなど3社は、楽曲の特徴を捉えてヒットソングがヒットした要因を把握するなど、楽曲の脳情報化に関する技術を開発した。人が楽曲を聴いているときの脳活動を推定して、楽曲の特徴を抽出し、可視化する。

» 2020年09月07日 08時00分 公開
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 NTTデータとNTTデータ経営研究所、阪神コンテンツリンクは2020年9月3日、楽曲の特徴を捉えてヒットソングがヒットした要因を把握するなど、楽曲の脳情報化に関する技術を開発したと発表した。

 3社は、NTTデータの人間の脳活動を推定する技術「NeuroAI」と、阪神コンテンツリンクの総合ソングチャート「Billboard JAPAN HOT 100」のデータを活用した共同研究を2019年9月から実施している。これは、楽曲チャートデータと脳情報通信技術を組み合わせて、音楽に対する人間の反応を科学的に把握しようとするもの。人が楽曲を聴いているときの脳活動を推定して、楽曲の特徴を抽出し、可視化する。

画像 脳情報に含まれる「人間が感じる音楽への潜在的かつ言語化不可能な反応」を利用

脳情報を基にしたプレイリストの制作が可能に

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