NECは、クラウド型道路劣化診断サービス「くるみえ for Cities」の提供を開始する。ドライブレコーダーの映像と加速度センサーの情報から、路面のひび割れ状況や「平たん性」などをAIによって分析する。
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NECは2020年11月12日、クラウド型道路劣化診断サービス「くるみえ for Cities」の提供を開始すると発表した。同サービスは、ドライブレコーダーの映像とドライブレコーダーに搭載した加速度センサーで取得した情報をAI(人工知能)で分析することで、路面のひび割れ状況や「平たん性」などを調査する。
くるみえ for Citiesは、ドライブレコーダーの映像とドライブレコーダーに内蔵された加速度センサーの情報を、NECのデータセンターにリアルタイムに送信、AIで分析する。映像からは路面のひび割れ状況、加速度情報からは路面の平たん性をそれぞれ調査できる。異常や劣化があれば、その位置を地図上に表示可能だ。
自治体が保有するパトロール車両などにドライブレコーダーを取り付けて走行するだけで路面を調査できるため、専用車両や高価なカメラ機器などの初期投資は不要。契約は1年単位で、価格は月額50万円(税別)から。価格には、ドライブレコーダーやモバイル通信の費用も含む。
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