バルテスは、「第三者検証に関するアンケート調査」の結果を発表した。テストや品質保証技術についての学習意欲は高いものの、品質保証専門スタッフの育成に力を入れている企業は少なかった。
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バルテスは2021年4月7日、「第三者検証に関するアンケート調査」の結果を発表した。それによると、テストや品質関連の課題を抱えている人の割合が90%を超え、テストを外部に委託したことがある人の半数以上が結果に満足していることが分かった。
調査は、同社が運営するソフトウェア品質向上プラットフォーム「Qbook」で実施した。対象はソフトウェア開発に携わる人で約173人から回答を得られた。
テストや品質関連で感じている課題を聞いたところ、「テストの抜けや漏れがよくある」を挙げた割合が最も高く、28.9%(複数回答、以下同)だった。次いで、「リリース後によく不具合が見つかる」が24.2%、「エンジニアの品質意識が低い」が22.2%だった。「特になし」は3.1%、「分からない」は1.4%で、全体の約9割が何らかの課題を抱えていることが分かった。
テストや品質保証技術を学びたいと「とても思う」と回答した割合は60%、「少し思う」は35%で、「あまり思わない」と「思わない」はどちらも0%だった。
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