NTT東日本とIPAは、「シン・テレワークシステム」のHTML5版を提供開始した。クライアント側にはソフトウェアをインストールする必要がなく、HTML5対応のWebブラウザがあればWindows PC以外の端末でも利用が可能だ。
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NTT東日本と情報処理推進機構(IPA)は2021年8月5日、両者が提供している無償のリモートデスクトップシステム「シン・テレワークシステム」のHTML5版を提供開始すると発表した。
シン・テレワークシステムは、リモートアクセス元のクライアントPCとリモートアクセス先の職場や学校のPCにそれぞれ専用のソフトウェアをインストールすることで安全なリモートデスクトップ接続を利用できる。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染リスクのある時期に「出勤することなく、できるだけ普段通りに活動を継続できるようにすること」を目的に、実証実験として2020年4月21日から無償で提供されている。
NTT東日本とIPAによると、シン・テレワークシステムは提供を開始してから約17万人に利用されており、多くの要望が寄せられ、それに応える形でさまざまな機能を追加開発しているという。
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