WhiteSourceの調査チームは、200以上のプログラミング言語をカバーする400万以上のオープンソースパッケージと1億3000万のオープンソースファイルを含むWhiteSourceデータベースから情報を収集し、2021年に最も人気のあったオープンソースライセンスを調べた。その結果、コピーレフト以外の「寛容な」オープンソースライセンスの使用率が引き続き上昇し、コピーレフト、特に「GNU GPL」(GNU General Public License、以下GPL)の使用率が減少を続けていることが分かった。
セキュリティを高める「SBOM」、なぜ利用が進んでいるのか
The Linux Foundationはソフトウェアの再利用に関する課題について調査したレポート「The State of Software Bill of Materials(SBOM) and Cybersecurity Readiness」(ソフトウェア部品表《SBOM》とサイバーセキュリティへの対応状況)を発表した。SBOMは最近のアプリケーションのおよそ90%がオープンソースソフトウェアを利用しているという状況に沿った解決策だ。