スタンドアロンAPIが安定版になるなど、多数の改良が反映された「Angular v15」が公開画像ディレクティブ、MDCコンポーネントなども安定版に

オープンソースWebアプリケーションフレームワーク「Angular」の最新版となる「Angular v15」が公開された。

» 2022年11月28日 10時30分 公開
[@IT]

この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。

 オープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Angular」の最新版となる「Angular v15」が2022年11月17日(米国時間)、Angularチームによって公開された。

 Angular v15では、開発者体験とパフォーマンスの向上につながる多数の改良が施されている。主な改良点は次の通り。

スタンドアロンAPIが安定版に

 Angular v14で導入され、開発者プレビュー段階にあったスタンドアロンAPIが安定版となった。スタンドアロンAPIでは、NgModuleを使わずにアプリケーションを作成できる。

 NgModuleは、@NgModuleデコレーターが付与されたクラスを指す。@NgModuleデコレーターは、コンポーネントのテンプレートをコンパイルする方法と、実行時にインジェクターを作成する方法が記述されたメタデータオブジェクトを引数に取る。モジュール自身が持つコンポーネント、ディレクティブやパイプを識別し、この中の幾つかをexportsプロパティを通して公開し、外部コンポーネントから使用できるようにする。

 スタンドアロンAPIは、単一のコンポーネントを使用してアプリケーションをブートストラップすることを可能にする。

ルーターとHttpClientのツリーシェイク可能なスタンドアロンAPI

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

スポンサーからのお知らせPR

注目のテーマ

AI for エンジニアリング
「サプライチェーン攻撃」対策
1P情シスのための脆弱性管理/対策の現実解
OSSのサプライチェーン管理、取るべきアクションとは
Microsoft & Windows最前線2024
システム開発ノウハウ 【発注ナビ】PR
あなたにおすすめの記事PR

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。