GPT-4採用のGitHub Copilot X、「Hey, GitHub」もできるチャットインタフェースやプルリクエスト作成支援など多数の機能を発表「もうコード自動生成だけではない」

GitHubが、AIペアプログラマーの「GitHub Copilot」で、革新的な新機能を開発する取り組み「GitHub Copilot X」を発表した。コードの自動生成だけでなく、チャットインタフェースやプルリクエスト作成支援など、開発ライフサイクル全般にわたる機能の開発を進めているという。

» 2023年03月23日 08時45分 公開
[三木泉@IT]

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 GitHubは2023年2月22日(米国時間)、AIペアプログラマーの「GitHub Copilot」で、革新的な機能を開発する取り組み「GitHub Copilot X」の新機能を発表した。チャットインタフェースなどは、既にテクニカルプレビュー段階に入っている。

 「AIによるコードの自動補完は出発点でしかない。研究開発チームは、エディターを超え、開発ライフサイクル全体を通じて利用できるAIアシスタントにGitHub Copilotを進化させる取り組みを進めている。これが『GitHub Copilot X』だ」(GitHubのブログより、以下同)

 まず、GitHubはGPT-4を採用した。

 「このモデルはリリースされたばかりだが、論理的推論やコード生成に関する大きな進歩が見られることが分かっている。GPT-4では、『あらゆる場面で、あらゆる開発作業を支援するAIペアプログラマーを実現する』という当社の野望に、AIの現状が追いつきつつある」

 GPT-4は、GitHub Copilotが開発者のコードベースをより深く理解し、プルリクエストについてより適切な提案をしたり、ドキュメントをよりよくまとめたりするのに役立つとしている。

チャットで使えるコード補完を超えた機能とは

図1 音声で対話できる「Copilot Voice」機能

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