「一時停止を決断しやすいシステム」が被害拡大を防ぐ ガートナーが企業のインシデント対応について提言企業が押さえておくべき3つの重要事項とは

ガートナージャパンは、インシデントレスポンスの強化に向けて企業が押さえておくべき3つの重要事項を発表した。脅威が複雑化する中、個別の問題に対処するだけでは問題の本質が見えないため、「全体を俯瞰する視点が重要だ」としている。

» 2023年07月25日 08時00分 公開
[@IT]

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 ガートナージャパンは2023年7月20日、インシデントレスポンスの強化に向けて企業が押えておくべき3つの重要事項を発表した。

全体俯瞰による検知、止めやすいシステム、そして復旧支援サービス

 ランサムウェア感染などによるセキュリティ被害はとどまるところを知らない。だが、ガートナージャパンによると「自社のインシデント対応(インシデントレスポンス)に対しては漠然とした不安を抱えている企業が多く見られる」という。

 同社が2023年2月に実施した調査によると、56%の企業がCSIRT(Computer Security Incident Response Team)を設置していたが、そのうち67%が「迅速なインシデント対応に自信がない」と回答した。

画像 CSIRTの設置状況とインシデント対応の“自信”について(提供:ガートナージャパン

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