Microsoftは、freeCodeCampと提携してC#の認定資格である「Foundational C# Certification」を公開した。C#プログラミングの基礎を包括的に学べる35時間のコースも含まれている。
この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。
Microsoftは2023年8月28日(米国時間)、freeCodeCampと提携した新しいC#の認定資格「Foundational C# Certification」(以後、基礎C#認定資格)を発表した。
freeCodeCampは、数学、プログラミング、コンピュータサイエンスの無料学習リソースを作成する慈善団体だ。基礎C#認定資格は完全無料の認定資格であり、世界中で利用可能なMicrosoft Learnでホストされている35時間のC#トレーニングコースが含まれるという。
C#は動的なWebアプリケーション、Unityゲーム、包括的なエンタープライズソリューションなどの作成に不可欠な、主要なプログラミング言語として不動の地位を保っている。
基礎C#認定資格はC#のスキル、およびC#という言語を習得するために費やした時間と努力の証明書になる。資格で仕事の能力が保証されるわけではないが、ポートフォリオに追加すれば継続的な成長への取り組みとC#の熟練度が証明される。
Microsoftは、高い評価を受けているfreeCodeCampと提携することで、C#の認定は単なるバッジではなく、質の高い教育を受けた証になるとしている。
「C#プログラミングの包括的な入門コースの内容は、C#のコアコンセプト、構文、ソフトウェア開発における実践的な応用が含まれている。実習やプロジェクトを通して、変数、データ型、制御構造、オブジェクト指向プログラミングの原則など、C#の基礎を学べる」(Microsoft)
Microsoftは、基礎C#認定を受けるメリットを以下のように説明している。
Microsoft Learnの35時間トレーニングコースでC#の徹底的な基礎を提供する。コアコンセプト、構文から実用的なソフトウェア開発アプリケーションまで、学ぶことができる。
C#開発者がLinkedInプロフィールを強化できる。潜在的な雇用主や同僚に、継続的な学習と専門知識への取り組みをアピールできる。
基礎C#認定資格は無料で世界中で利用できるため、世界中の開発者がアクセスして学ぶことができる。
Microsoft Learnのリソースを利用してトレーニングプログラムを受講した後、freeCodeCampによる80問の試験が行われる。変数、データ型、制御構造などを含む基本的な概念をマスターできる。
基礎C#認定資格の証明書を取得する方法は以下の通り。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.