本連載は、PowerShellコマンドレットについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は「Get-MgApplication」コマンドレットを解説します。
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本連載では、Windows PowerShellの基本的なコマンドレットについて、基本的な書式からオプション、具体的な実行例までを分かりやすく紹介していきます。今回は、「Microsoft Entra ID」(旧称:Microsoft Azure Active Directory)に登録されたエンタープライズアプリケーションの一覧を参照する「Get-MgApplication」コマンドレットです。
「Get-MgApplication」は、PowerShellを利用してMicrosoft Entra IDに登録されたエンタープライズアプリケーションの一覧を参照するためのコマンドレットです。登録されたエンタープライズアプリケーションの設定を確認するだけでなく、設定を変更する目的で事前に登録されたアプリ情報を参照する必要があるときにも役立ちます。
なお、Get-MgApplicationコマンドレットは、本連載第45回で解説した「Connect-MgGraph」コマンドレットで「Connect-MgGraph -Scopes "Application.ReadWrite.All"」と実行して、Microsoft Entra IDへの接続とアクセス許可を与えておくことが前提条件になります。
オプション | 意味 |
---|---|
-ConsistencyLevel | ConsistencyLevelヘッダを定義し、Advanced Queryの有効化を設定する。省略可能 |
-Count | Get-MgApplicationコマンドレットが返した値を変数として設定する。省略可能 |
-Search | キーワード検索を行う。省略可能 |
Get-MgApplicationコマンドレットをオプションを指定せずに実行すると、エンタープライズアプリケーションに登録されたアプリの一覧をシンプルに表示します(画面1)。
Get-MgApplication
Get-MgApplicationコマンドレットを「-Search」オプションを付けて実行することで、特定の名前を持つアプリだけを表示できます(画面2)。-Searchオプションは、「'"属性名:検索対象文字列"'」のように指定します。
検索機能を利用する場合は、本連載第50回(【 Get-MgUser 】コマンドレット――Azure Active Directoryユーザーを参照する)でも登場した「Advanced Query」と呼ばれる機能を有効にする必要があるため、「-ConsistencyLevel」オプションと「-Count」オプションを併せて使用します。
Get-MgApplication -ConsistencyLevel eventual -Count appCount -Search '"DisplayName:Dropbox"'
株式会社エストディアン代表取締役。1997年からマイクロソフト認定トレーナーとして、Azure Active DirectoryやMicrosoft 365 Defenderなど、クラウドセキュリティを中心としたトレーニングを提供している。2007年からMicrosoft MVP for Enterprise Mobilityを連続して受賞。なお、テストで作成するユーザーアカウントには必ずサッカー選手の名前が登場するほどのサッカー好き。
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