Open Source Initiative(OSI)は、世界の企業や組織におけるオープンソースソフトウェアの利用状況とサポートに関する調査結果をまとめたレポート「2024 State of Open Source Report」の公開を発表した。
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オープンソース推進団体のOpen Source Initiative(OSI)は2024年2月1日(ベルギー時間)、世界の企業や組織におけるオープンソースソフトウェア(OSS)の利用状況とサポートに関する調査結果をまとめたレポート「2024 State of Open Source Report」を公開した。
調査は、OpenLogic by PerforceがOSIおよびEclipse Foundationと共同で2023年10〜11月に実施し、世界のさまざまな業界の企業や組織で働くオープンソースユーザーから2046件の回答を得た。
OpenLogic by Perforceは、Perforce SoftwareのOpenLogic部門の対外的呼称。同部門はオープンソースサポートと企業向けサービスを提供している。Eclipse Foundationは、オープンソースのEclipseプロジェクトを運営する非営利団体だ。
同レポートから、最も投資されているOSSのカテゴリーと、OSSの各カテゴリーで最も使用されている製品の調査結果を紹介する。
CentOSは、バージョン6とバージョン8のサポートが既に終了しており、バージョン7のコミュニティーサポートも2024年6月30日に終了する。だが、22%の組織が依然として使用している(提供:Perforce Software)
2023年調査のトップ3はReact.js、Spring Boot、jQueryだったが、jQueryが2位に浮上し、.NET Framework/Coreが3位を占めた(提供:Perforce Software)
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