日本語版「Bard」でも「Gemini Pro」が利用可能に 要約、コーディング能力など向上英語版では画像生成機能を導入

Googleは「Bard」日本語版で「Gemini Pro」が使用できるようになったことを発表した。また、Bardの英語版に画像生成機能を導入した。

» 2024年02月24日 08時00分 公開
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 Googleは2024年2月2日、「Bard」日本語版で「Gemini Pro」が使用できるようになったことを発表した。また、Bardの英語版に画像生成機能を導入した。

サポートされている全ての言語と場所で使用可能に

 2023年12月に英語版BardにGemini Proを搭載したことで、理解、推論、要約、コーディング能力が向上した。今回のアップデートによって、Gemini Proを搭載したBardが日本語をはじめ40以上の言語、230以上の国と地域で提供される。

 英語版で実装されているBardの回答を裏付ける情報を表示する機能が40以上の言語でも使用できるようになった。「G」アイコンをクリックすると、回答を裏付けるコンテンツがWeb上に存在するかどうかをBardが評価する。評価できる場合は、強調表示された語句をクリックすると、Google検索で見つけた裏付けできる情報または矛盾する情報が見られるようになる。

英語版では画像生成機能が利用可能に

 英語版のBardでは、画像を無料で生成できるようになった。この新機能は、品質や速度のバランスを保つように設計および強化された「Imagen 2」モデルを使い画像を生成する。例えば「自然に囲まれた古い山道を走る未来の車のイメージを生成して」と入力すると、Bardが次のような画像を生成する。

(提供:Google)

 GoogleはAI原則に基づいて画像生成機能を設計しているという。例えば、Bardで作成された画像と人間による作品を明確に区別するために、BardはSynthIDを活用して、生成された画像のピクセルにデジタルで識別可能な透かしを埋め込んでいる。

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