Microsoft Research、Redis互換のリモートキャッシュストアシステム「Garnet」をオープンソース化WindowsやAzureサービスでも活用

Microsoft Researchは、Windows、Azure Resource Managerなどのユースケースで活用しているリモートキャッシュストアシステム「Garnet」をオープンソース化した。

» 2024年04月04日 08時00分 公開
[@IT]

この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。

 Microsoft Researchは2024年3月18日(米国時間)、リモートキャッシュストアシステム「Garnet」をオープンソースで公開した。

 Microsoft Researchによると、Garnetは、Windowsをはじめ、Webエクスペリエンスプラットフォーム、「Azure Resource Manager」「Azure Resource Graph」など、Microsoftのさまざまなユースケースに活用しているという。

従来のキャッシュストアの課題とは

 Microsoft Researchは「クラウドやエッジコンピューティングの成長により、より高効率、低レイテンシ、低コストでデータへのアクセスや更新、変換が必要なアプリケーションやサービスが増加している。ストレージとのやりとりが運用コストの多くを占める中で、キャッシュストアレイヤーは運用コストの削減やアプリケーションのパフォーマンス向上のカギとなる。『Redis』『Memcached』『KeyDB』『Dragonfly』など多くのオープンソースシステムを含むキャッシュストア業界の成長にもつながった」との認識を示す。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

スポンサーからのお知らせPR

注目のテーマ

AI for エンジニアリング
「サプライチェーン攻撃」対策
1P情シスのための脆弱性管理/対策の現実解
OSSのサプライチェーン管理、取るべきアクションとは
Microsoft & Windows最前線2024
システム開発ノウハウ 【発注ナビ】PR
あなたにおすすめの記事PR

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。