生成AIの誤りを生成AIが見抜く、OpenAIの「CriticGPT」 その実力とは「GPT-4」がベース、取り組みの成果や課題を明らかに

OpenAIは同社の「ChatGPT」における応答の誤りを発見する「CriticGPT」を発表した。生成AIが生成AIの誤りを見抜く意義や、構築方法を解説した。

» 2024年07月20日 08時00分 公開
[@IT]

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 OpenAIは2024年6月27日(米国時間)、同社の生成AI(人工知能)「ChatGPT」における応答の誤りを発見する「CriticGPT」を発表した。CriticGPTは、「GPT-4」をベースとするモデルで、ChatGPTが出力するコードの誤りを発見できるという。

 OpenAIは「ChatGPTが生成したコードの人によるレビューにおいて、CriticGPTを使えば、使用しない場合よりも60%の確率でパフォーマンスが向上すると判明した。OpenAIはCriticGPTのようなモデルを私たちのRLHF(Reinforcement Learning from Human Feedback:人間のフィードバックによる強化学習)パイプラインに統合する作業を開始した。これは、AIの学習にAIのサポートを提供することを意味する」と述べている。

生成AIの誤りを生成AIが見抜く意義とは

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