徳丸氏がクラウド事故から考える、バックアップ、コンテナ、マイクロセグメンテーションを用いた本質的な「レジリエンス」とはITmedia Security Week 2024 夏

2024年8月28日、アイティメディアが主催するセミナー「ITmedia Security Week 2024 夏」の「クラウドセキュリティ」ゾーンで、イー・ガーディアングループ CISO 兼 EGセキュアソリューションズ 取締役 CTOの徳丸浩氏が「クラウド環境の複雑化に伴い見えてきたセキュリティリスクと対策」と題して講演した。

» 2024年09月19日 05時00分 公開
[宮田健@IT]

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イー・ガーディアングループ CISO(最高情報セキュリティ責任者) 兼 EGセキュアソリューションズ 取締役 CTO(最高技術責任者)の徳丸浩氏

 クラウド利用における責任分界点への理解は浸透しつつあるが、クラウド事業者自身のインシデントや、破壊的なサイバー攻撃を前提とした時代においては、その分界点とはまた異なる視点によるセキュリティ対策が必要だ。徳丸氏は「レジリエンス」というキーワードを用いつつ、現在の企業を取り巻くクラウド活用時のリスクと対策を分かりやすく解説した。

 以下、講演内容を要約する。

クラウドを安全に使う――その前に最新クラウドインシデントをチェック

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