「CI/CD」実践のポイント 取り組む前に把握しておきたいメリットと課題CI/CDのベストプラクティスとは

DevOpsの最初のステップとして、CI/CDパイプラインの作成から着手するチームは珍しくない。着手に当たっては、CI/CDの基本的なメリットや課題を理解しておく必要がある。

» 2024年10月04日 08時00分 公開
[Clive LongbottomTechTarget]

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 CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)は、DevOpsを採用している組織にとって中心的な役割を果たすものだ。CIは、チームが頻繁にコードを統合し、自動でビルドやテストを行うプロセスを指す。CDは、変更が本番環境に安全にデプロイできることを確認するプロセスを指す。

 両者を組み合わせてCI/CDフィードバックループを構成することで、運用環境への継続的なアップグレードが可能になり、円滑なソフトウェアデリバリーを通じて自社のニーズに素早く対応できるようになる。

 迅速なソフトウェアデリバリーは、CI/CDアプローチのメリットの一つにすぎない。CI/CDを導入した組織は、変更管理の改善、テストサイクルの短縮、フィードバックループの強化といったメリットも享受できる。ただし、課題も伴う。人材、プロセス、テクノロジーに多くのコストがかかる。

 これらのメリットと課題を比較して、CI/CDが組織に適しているかどうかを判断する必要がある。

そもそもCI/CDパイプラインとは

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