プロダクト開発においては、開発チームのパフォーマンスを高いレベルで維持し、関係者同士がスムーズにコミュニケーションを取れるようにすることが重要だ。だが、開発規模が大規模になるとそれも一筋縄ではいかない。PlayStation Networkの開発チームはこの課題をどう解決したのか。
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開発するプロダクトの規模が大きくなるほど、それに携わる人数は増えていく。プロジェクトにおいては、機能など一定のまとまりで開発チームを分け、それぞれがスクラム開発を進めることになる。その際に問題になるのが、チーム間のコミュニケーションだ。チームが増えるほど、チーム間の情報連携が困難になり、意思決定ルートも複雑化する。こうした課題に悩む企業は多いだろう。
2024年10月23日に開催されたオンラインイベント「アジャパー・シナジー」で、ソニー・インタラクティブエンタテインメントの重國雄樹氏(Sr Technical Program Manager)は「PlayStation Network開発・運用におけるスクラムの実態」と題し、世界規模で開発を進める中で出てくる課題をどう解決していったかを語った。
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