Synergy Research Groupは世界のハイパースケール事業者の設備投資が2025年第2四半期に1270億ドルに達したと発表した。生成AIの急成長がけん引している。
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Synergy Research Groupは2025年9月18日(米国時間)、世界の主要クラウドインターネットサービス企業20社を対象にした調査結果を発表した。それによると、ハイパースケール事業者の設備投資は2025年第2四半期に1270億ドルに達し、2024年同期比で72%増加している。
Synergy Research Groupによると、過去4四半期も累計で同様に72%の伸びを示しており、「一時的な現象ではなく、持続的な投資拡大であることが明らかになった」と同社は説明している。
投資の大半はデータセンター設備に向けられており、特に生成AI(人工知能)向けのインフラ構築が成長を支えているという。2025年第2四半期のハイパースケール企業全体の売上高は7200億ドルに上り、そのうち、「IaaS」(Infrastructure as a Service)、「PaaS」(Platform as a Service)、「SaaS」(Software as a Service)、「ソーシャルメディアサービス」「検索サービス」といった主要デジタルサービスの売り上げは3010億ドルに達した。
生成AIの普及は特に収益拡大に寄与しており、Synergy Research Groupの推計では直近四半期だけで500億ドルの追加収益を生み出している。「生成AI関連のIaaSやPaaSの収益は2024年比で150%超の成長を示し、今後も急速な拡大が見込まれる」と同社は分析している。
Q: 世界のハイパースケール事業者の設備投資はどう推移したか?
A: 2025年第2四半期に1270億ドルで、2024年同期比で72%増。直近4四半期累計でも72%増と持続的に拡大している。
Q: 投資の主な対象は?
A: データセンター設備が中心で、特に生成AI向けのインフラ構築が成長をけん引している。
Q: 売り上げ規模と生成AIの収益効果は?
A: ハイパースケール企業全体の売り上げは7200億ドル、そのうち主要デジタルサービスで3010億ドル。生成AIは直近四半期で500億ドルの追加収益を生み、IaaS・PaaS関連は2024年比で150%以上の成長を記録している。
Q: 今後の見通しは?
A: 生成AI関連インフラ投資とサービス収益は急速な拡大が続くと予測されている。
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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。