paizaはオンライン講座「生成AI組み込みアプリの企画・開発 基礎編」を無料公開した。大規模言語モデルを組み込んだプロダクト開発について、知っておくべきポイントや意思決定する際の注意点を学べるとしている。
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paizaは2025年10月21日、オンライン講座「生成AI(人工知能)組み込みアプリの企画・開発 基礎編」を公開した。大規模言語モデル(LLM)を組み込んだプロダクト開発について、経営者や企画者、プロダクトマネジャー、アプリケーション開発エンジニアが知っておくべきポイントや意思決定する際の注意点を学べるという。
paizaは同講座を公開する背景として、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進や生成AI活用が進む中、PoC(概念実証)レベルでは成功しても、本番導入や事業化で苦戦するケースが多くあると指摘。そこで同講座を通して、企画から開発、運用、事業価値化までの流れを体系的に学ばせることを目的としている。
同講座は、東京大学松尾研究室発のスタートアップ企業であるIGSAとpaizaが共同で開発したもので、「AIのパラダイムシフト」と「LLMを用いたプロダクト開発」の2つのレッスンと19個の動画で構成されている。
“AIのパラダイムシフト”では、AIの歴史や、深層学習がもたらした「特徴抽出の自動化」と、それが直面した「データ準備コスト」と「汎用(はんよう)性の欠如」という課題について解説する。“LLMを用いたプロダクト開発”では、LLMの能力を理解した上で、モデルの精度向上方法やRAG(検索拡張生成)運用上の注意点など、実際にプロダクト開発で直面する課題と解決策を具体的に学ぶ。
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