知らなきゃ損だぞ「PowerToys」。キー配置変更も画面一括リサイズもMicrosoft公式無料ツール集でここまでできるTech TIPS

Windowsの標準機能を強化する公式の無料ツール群「PowerToys」。2026年1月時点の最新版では28種もの便利な機能を搭載している。キー配置の変更や画像の一括リサイズ、画面上の文字抽出など、PC作業の「かゆいところ」に手が届く便利機能が満載だ。導入手順と全ツールを分かりやすく解説する。

» 2026年01月26日 05時00分 公開
[小林章彦デジタルアドバンテージ]
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対象:Windows 11


Microsoft公式の無料アプリ「PowerToys」が凄すぎる Microsoft公式の無料アプリ「PowerToys」が凄すぎる
Windowsの標準機能を強化する公式の無料ツール群「PowerToys」。2026年1月時点の最新版では28種もの便利な機能を搭載している。キー配置の変更や画像の一括リサイズ、画面上の文字抽出など、PC作業の「かゆいところ」に手が届く便利機能が満載だ。導入手順と全ツールを分かりやすく解説する。

 Windows 11を使っていて「こんな機能があったら」と思ったことはないだろうか。例えば、キーボードの特定のキーを別のものに置き換えたい、大量のファイル名を一瞬で整理したい、画像サイズをまとめて小さいくしたいといった要望だ。

 こうした不満を解消してくれるのが、Microsoftが提供する無料ツール群「PowerToys」である。Windows 11の標準機能を大幅に強化し、こうしたかゆいところに手が届く強力なツール群だ。本Tech TIPSでは、PowerToysの2026年1月20日公開の最新版「Release v0.97.0」を対象として、そのインストール方法と主要な機能の使い方を解説する。

PowerToysとは何か

 PowerToysは、Windows 11の利便性を高めるためのオープンソースプロジェクトである。Microsoftの公式ツールであるため、安全性やOSとの親和性が非常に高いのが特徴だ。

 一度インストールすればバックグラウンドで常駐し、特定のショートカットキーを押すだけで、標準のWindows 11では不可能な操作が可能になる。また、各ツールの更新もバックグラウンドで自動実行されるため、常に最新のツールが利用できるというメリットもある。

 提供開始時には6つのツールしかなかったのが、2026年1月現在、28種類にまで拡充されている(詳細は後述)。

PowerToysをインストールする

 PowerToysのインストールは非常に簡単だ。Microsoft Storeから入手するのが最も安全で手間がかからない。

 [スタート]メニューから「Microsoftストア」アプリを起動し、検索入力ボックスに「PowerToys」と入力して検索を実行する。検索結果の最初に「Microsoft PowerToys」が表示されるはずだ。ここにマウスを合わせると、右上の[無料]ボタンが[インストール]ボタンに変わるので、これをクリックすればインストールが開始される。

 インストールが完了したら自動的に「Welcome to PowerToys」画面が開くはずだ。

PowerToysをインストールする(1) PowerToysをインストールする(1)
「Microsoft Store」アプリを起動し、検索入力ボックスに「PowerToys」と入力して検索を実行する。検索結果に「Microsoft PowerToys」が表示されるので、[インストール]ボタンをクリックする。
PowerToysをインストールする(2) PowerToysをインストールする(2)
インストールが完了すると、この「Welcome to PowerToys」画面が開く。

PowerToysに含まれる全28種類のツール一覧

 PowerToysの各ツールを整理した。

ツール名 機能
システムツール  
Advanced Paste クリップボードのテキストを加工して貼り付ける。書式なしの貼り付けやAIを使った要約、JSON形式への変換といった処理が可能
Awake PCのスリープや休止状態を一時的に無効化する。電源設定をいじらなくても、トレイアイコンから「常に起きておく」か「一定時間だけ起きておく」かを切り替えられる
コマンドパレット アプリ起動やファイル検索、Web検索に加え、PowerToys自体の設定変更や拡張機能(プラグイン)の利用が統合的できるランチャー
Color Picker 画面上のあらゆる場所から色情報を取得する。ショートカットで、ピクセル単位の色コードをHEXやRGB形式でコピーでき、デザインや資料作成に重宝する
Light Switch 画面のライトモードとダークモードをショートカットで切り替えたり、時間帯に応じて自動的に切り替えたりできる
PowerToys Run シンプルな検索バーを呼び出し、アプリの起動、ファイル検索、プロセスの終了、計算、単位変換などを一括で実行
スクリーンルーラー 画面上のピクセル間隔を測定するデジタル定規。画像の間隔やボタンのサイズ、ウィンドウの境界線などを、ドラッグや自動検出で瞬時に測ることができる
Shortcut Guide [Windows]キーを長押しすると、その画面で利用可能なWindows標準ショートカットの一覧をオーバーレイ表示する
Text Extractor 画像、動画、PDF、Webサイトなど、画面に映っているあらゆる場所から文字をコピーする。コピー不可のテキストも、範囲選択するだけでテキスト化(OCR)できる
ZoomIt 画面をズーム(拡大)し、その上にペンで注釈を描き込める。さらにカウントダウンタイマーや画面録画機能も備えており、プレゼンやデモの際に便利
ウィンドウとレイアウト  
Always On Top 指定したウィンドウを常に最前面に固定する。別のアプリをクリックしても隠れないため、動画を見ながらの作業や、電卓を常に表示させたいときに便利
トリミングとロック 現在のアプリケーションを小さなウィンドウにトリミングしたり、サムネイルを作成したりできる
FancyZones 画面上に独自のレイアウト(ゾーン)を作成し、ウィンドウをそこに配置する。大画面モニターを分割して効率的に使いたいユーザーに便利な機能
ワークスペース よく使うアプリのセットとその配置場所を保存し、ワンクリックで一斉に起動・整列させる。作業環境を瞬時に切り替えられる
入出力  
Keyboard Manager キーボードのキー配置やショートカットをカスタマイズする。「使わないキー」を「別の便利なキー」に入れ替えたり、独自のショートカットを作成したりできる
マウスユーティリティ マウスの場所を強調する「マウスの検索」、クリック時に波紋を出す「マウスハイライター」、常に十字線を表示する機能など、ポインターの視認性を高める
境界線のないマウス 1組のマウスとキーボードで、最大4台までのPCを操作できる。クリップボードの共有やファイルのドラッグ&ドロップによるPC間移動も可能になる
Quick Accent アルファベットのキーを押しながら[Space]キーなどを押すことで、アクセント記号付きの文字を簡単に入力できるようにする
ファイル管理  
エクスプローラーアドオン エクスプローラーのプレビュー機能を拡張する。SVG、Markdown、PDF、ソースコード、さらには3DモデルのG-codeなど、通常では見えないファイルの中身をプレビュー可能にする
File Locksmith 「別のプログラムがこのファイルを開いているため、削除できません」というエラーが出た際、どのアプリがそのファイルをつかんでいるかを特定し、終了させることができる
Image Resizer 画像ファイルを右クリックするだけで、あらかじめ設定したサイズへ一括変換する。複数の写真の解像度をまとめて落としたいときに、専用ソフトを起動する手間が省ける
New+ 右クリックメニューの「新規作成」に、独自のテンプレートファイルを追加する。決まった書式のドキュメントやフォルダ構成をワンクリックで作成できるようになる
プレビュー ファイルを選択して[Ctrl]+[Space]キーを押すだけで、アプリを開かずに中身を高速プレビューする。画像やテキスト、ソースコードの中身をサッと確認するのに最適
PowerRename 大量のファイル名を一括で置換・変更する。検索条件に正規表現を使ったり、連番を振ったりと、標準機能では不可能な高度な一括編集を実現する
詳細  
Command Not Found PowerShell 7で存在しないコマンドレットを入力した際、インストールすべき「winget」パッケージを自動で提案する。コマンドレット入力のミスを即座に解決できる
環境変数 システムの「環境変数」を管理するための専用UI。通常は深い階層にある設定画面を、シンプルかつ安全に編集・プロファイル管理できるようになる
ホストファイルエディター Windowsのシステムファイルである「hostsファイル」を編集するためのツール。テキストエディタで管理者権限を使って開く手間を省き、安全にドメインのひも付けを管理できる
レジストリプレビュー Windowsのレジストリファイル(.reg)の中身を可視化し、どのような変更が行われるかを適用前に確認・編集できる
PowerToysに含まれているツール一覧
 

 多くのツールが含まれるが、使わないものは「オフ」にすることも可能だ。通知領域に追加された[PowerToys]アイコンを右クリックし、[設定]を選択すると、「PowerToysの設定」画面が開く。ここの「ユーティリティ」欄のスイッチで「オン」「オフ」が可能だ。上表の「マウスユーティリティ」は1つのツールだが、「CursorWrap」「マウスジャンプ」「マウスポインターの十字線」「マウスの検索」「マウス蛍光ペン」という機能ごとに「オン」「オフ」が可能となっている。

PowerToysの設定画面を開く(1) PowerToysの設定画面を開く(1)
[隠れたインジケーターを表示します]をクリックして、インジケーターを表示し、[PowerToys]アイコンを右クリックする。表示されたメニューで[設定]を選択する。
PowerToysの設定画面を開く(2) PowerToysの設定画面を開く(2)
「PowerToysの設定」画面が開く。ここではツールの「オン」「オフ」や各ツールの設定ができる。「ショートカットの競合」に「競合が見つかりました」と表示されている場合は、ツール同士やツールとシステムでショートカットの競合が生じている。解消する場合は、ここをクリックする。

 「PowerToysの設定」画面の「ショートカットの競合」欄に警告が表示されている場合は、ツール同士、ツールとシステムのショートカットが競合していることを示している。競合するツールを「オフ」にするか、ショートカットを変更するなどすればよい。

ショートカットの競合を解消する(1) ショートカットの競合を解消する(1)
[ショートカットの競合]をクリックすると、ショートカットが競合しているツール一覧が表示される。利用したいツールなら、ショートカットを競合しないものに変更すればよい。利用しないツールならば無効化するという手もある。無効化する場合は、ツール名をクリックする。
ショートカットの競合を解消する(2) ショートカットの競合を解消する(2)
ツールの設定画面が開くので、ここでスイッチを「オフ」にすれば無効化できる。ショートカットの割り当ても無効になるので競合が解消される。

PowerToysのオススメ便利ツール3選

 PowerToysには、多くの機能があるので、全てを使いこなすのは困難だ(たいていはその必要もないだろう)。まずは、多くの場面で特に役立つ以下の3つのツールを有効にして、その恩恵を体感してほしい。

キーの再マップが可能な「Keyboard Manager」

 日本語キーボードは、ホームポジションのすぐ左側の「特等席」に、ほぼ使うことがない[CapsLock]キーが大きく陣取っている。逆に誤って押してしまい、CapsLockが有効になって困ることもあるくらいだ。

 このような普段利用しないキーに別のキーを割り当てることを可能にするのが「Keyboard Manager」だ。ただし、先に延べておくが、日本語キーボードでは[CapsLock]キーを無効にしたり、[Ctrl]キーに割り当てたりできないことも多いようなので、どうしても[CapsLock]キーを変更したいという場合には注意してほしい。

 ここでは、例として[左Shift]キーに[左Ctrl(Ctrl Left)]キーを割り当てる方法で使い方を紹介しよう。

 「Keyboard Manager」は、デフォルトで無効になっているので、「PowerToysの設定」画面を開き、「ユーティリティ」欄で「Keyboard Manager」のスイッチを「オン」にする。続けて[Keyboard Manager]をクリックして、「Keyboard Manager」画面を開く。

 ここの「キー」欄にある「キーの再マップ」をクリックする。「キーの再マップ」画面が開くので、[+ キーの再マップの追加]ボタンをクリックする。キーの選択が可能になるので、「選択してください」側で[Shift(Left)]を、「送信」側で[Ctrl(Left)]をそれぞれ選択し、右上の[OK]ボタンをクリックする。「警告:次のキーには割当がありません」という警告ダイアログが表示されたら、[それでも続行する]ボタンをクリックする。これで[左Shift]キーが[左Ctrl]キーとなるはずだ。実際にキーを入力して、設定が反映されていることを確認しよう。前述の通り、意図通りの設定が反映されないこともある。

Keyboard Managerの使い方(1) Keyboard Managerの使い方(1)
Keyboard Managerは、デフォルトで無効化(「オフ」になっている)ので、「PowerToysの設定」画面を開き、スイッチを「オン」にする。キーの再マップを実行するには、[Keyboard Manager]をクリックして、「Keyboard Manager」画面を開く必要がある。
Keyboard Managerの使い方(2) Keyboard Managerの使い方(2)
「Keyboard Manager」画面が開いたら、[キーの再マップ]をクリックする。
Keyboard Managerの使い方(3) Keyboard Managerの使い方(3)
「キーの再マップ」画面が開くので、[+ キーの再マップの追加]ボタンをクリックする。
Keyboard Managerの使い方(4) Keyboard Managerの使い方(4)
「選択してください」欄で変換するキーを選択、「送信」欄で割り当てるキーを選択して、[OK]ボタンをクリックする。この設定が不要になった場合は、右側にある[ごみ箱]アイコンで削除できる。
Keyboard Managerの使い方(5) Keyboard Managerの使い方(5)
「警告:次のキーには割当がありません」という警告ダイアログが表示されたら、[それでも続行する]ボタンをクリックする。
Keyboard Managerの使い方(6) Keyboard Managerの使い方(6)
「PowerToysの設定」の「Keyboard Manager」画面に、追加したキーの再マップの設定が表示される。ここでは、[左Shift]キーを[左Ctrl]キーに変更しているので、[左Shift]キーを押すと、[左Ctrl]キーとして機能する。

ファイル名を正規表現で一括変更可能な「PowerRename」

 多数の画像ファイルなどのファイル名を一括で変更したいような場合、エクスプローラーやコマンドプロンプトでは面倒なことも多い。

 PowerRenameを使えば、正規表現を使い、事前に結果を確認した後で一括変換が可能だ。

 その使い方は簡単で、エクスプローラーでファイル名を変更したいファイルを選択してから右クリックメニューの[PowerRenameで名前を変更]を選択する。「PowerRename」画面が開くので、左ペインの「検索対象」欄に置き換える文字列(正規表現で指定可能)を、「置換の候補」欄に置き換え後の文字列をそれぞれ入力すればよい。右ペインに置き換え後のファイル名が表示されるので、その結果を見ながら正規表現などを修正することも可能だ。

 例えば、「スクリーンショット 2026-01-21 191456.png」のような日付と数字をベースにしたファイル名が付けられた複数の画像ファイルを、「pict001」のような連番にしたいような場合、「正規表現を使用」にチェックを入れてから「検索対象」欄に「スクリーンショット 2026-01-21 \d\d\d\d\d\d」と入力して、「置換の候補」に「pict${padding=3}」と入力すればよい。「検索対象」と「置換の候補」の入力ボックスの右側にある[i]アイコンをクリックして表示されるヘルプを見て記述を考えるとよい。

PowerRenameでファイル名を一括変更(1) PowerRenameでファイル名を一括変更(1)
名前を変更したいファイルを選択して、右クリックメニューの[PowerRenameで名前を変更]を選択する。
PowerRenameでファイル名を一括変更(2) PowerRenameでファイル名を一括変更(2)
「PowerRename」画面が開くので、ファイル名の置換条件を正規表現などで指定する。変更結果は右側のプレビューペインで確認できる。[適用]ボタンをクリックするとファイル名の一括変更が実行される。
PowerRenameでファイル名を一括変更(3) PowerRenameでファイル名を一括変更(3)
このように「スクリーンショット 2026-01-21 191456.png」といったファイル名を「ファイル名」の昇順にシリアル番号を付けたものに変更できる。エクスプローラーで1つずつファイル名を変更しなくて済む。

 ちなみに「検索対象」欄に入力した「\d」は、正規表現で1桁の数字を表す「[0-9]」の短縮形、「置換の候補」欄に入力した「${padding=3}」は3桁で表現したカウンタ(000から999までカウントされる)だ。

 PowerRenameを使えば、このような複雑なファイル名の一括変換も簡単だ(変換パターンなどの詳細はMicrosoft Learnサイトの「PowerRename Windowsのユーティリティ」を参照していただきたい)。

画像のサイズを一括で変更可能な「Image Resizer」

 最近のスマートフォンやデジタルカメラは高性能になっていることもあり、画像のファイルサイズが大きくなっている。そのため、写真をメールに添付して送ろうとすると、添付ファイルのサイズが大き過ぎてエラーになってしまうこともある。

 このような場合、「Image Resizer」を使うと簡単に設定した画像解像度にサイズ変換できる。

 エクスプローラーで画像サイズを変更したいファイルを選択して、右クリックメニューの[Image Resizerでサイズ変更]を選択する。[Image Resizer]ダイアログが開くので、プリセットされた画像サイズを選択するか、[カスタム]を選択して画像サイズを指定する。その下にある「画像の向きを無視する」にチェックを入れると、指定したサイズの幅と高さが、現在の画像の向き(縦向き/横向き)に合わせて入れ替わり、向きが異なっても、同じサイズにリサイズできる。

 [サイズ変更]ボタンをクリックすると、選択した画像ファイルのリサイズが実行される。「ファイルを上書きしますか?」にチェックを入れないと、Image Resizerはリサイズしたファイルを「<ファイル名><プリセット名>).png」という別名で保存する。「ファイルを上書きしますか?」にチェックを入れると、オリジナルファイルが失われるので注意してほしい。

Image Resizerで画像を一括リサイズ(1) Image Resizerで画像を一括リサイズ(1)
リサイズしたい画像ファイルを選択して、右クリックメニューの[Image Resizerでサイズ変更]を選択する。
Image Resizerで画像を一括リサイズ(2) Image Resizerで画像を一括リサイズ(2)
[Image Resizer]ダイアログが開くので、プリセットされたサイズまたは[カスタム]を選択する。[カスタム]を選択した場合は、リサイズ後の画像サイズを入力する。「画像の向きを無視する」にチェックを入れておけば、画像の縦横に関係なく、同じサイズにリサイズできる。[サイズ変更]ボタンをクリックするとリサイズが実行される。
Image Resizerで画像を一括リサイズ(3) Image Resizerで画像を一括リサイズ(3)
「ファイルを上書きしますか?」にチェックを入れなければ、Image Resizerはオリジナルの画像ファイルをそのまま残しつつ、リサイズした画像を別名で保存する。ファイル名にプリセット名(または「カスタム」)が付いているのが、リサイズされたものだ。PowerRenameを使って、適当なファイル名に変更すればよい。

 頻繁に同じ画像サイズにリサイズするのであれば、「PowerToysの設定」の「Image Resizer」画面を開き、好みの画像サイズを追加しておくとよい。[新しいセットの追加]ボタンをクリックすると、「イメージサイズ」欄に「新しいサイズ1」が追加される。右側にある鉛筆アイコンをクリックして、設定ダイアログを開き、名前や画像サイズ(幅と高さ)を指定すればよい。例えば、「メール」という名前で幅「1200」、高さ「600」を指定しておくと、[Image Resizer]ダイアログのプリセットで「メール」が選択できるようになる(「名前」欄には直接日本語入力ができないようなので、「メモ帳」アプリなどからコピーして貼り付けるとよい)。これで新しいプリセットが設定できる。

プリセットを作成する(1) プリセットを作成する(1)
頻繁に同じサイズでリサイズするのであれば、プリセットを作成しておくとよい。「PowerToysの設定」の「Image Resizer」画面を開き、[新しいセットの追加]ボタンをクリックする。プリセットの一番下の新しいプリセットが追加されるので、右側の鉛筆アイコンをクリックする。
プリセットを作成する(2) プリセットを作成する(2)
プリセットの名前や画像のサイズを入力する。「名前」には、日本語が直接入力できないようなので、日本語の名前を入力したい場合は「メモ帳」アプリで書いたものを貼り付ければよい。

 このように一括で画像サイズが変更できるので、資料用に撮影した複数の写真をプレゼンテーションやWordファイルに貼り付けるような場合にファイル容量が小さくできて便利だ。


 紹介した機能の他にも、例えば大きなディスプレイを使っているのであれば、左[Ctrl]キーを2回押すとマウスポインターの周りがハイライトされる「マウスユーティリティ」の「マウスの検索」機能が便利だ。また、画像内の文字を簡単にコピーできる「Text Extractor」も人によっては喉から手が出るほど欲しい機能だろう。

 PowerToysをインストールして、使えそうと思った機能から有効にして試してみるとよい。

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