JetBrainsは同社のIDE向けAIアシスタントに、OpenAIのAIエージェント「OpenAI Codex」をネイティブ統合したと発表した。IDE内から直接Codexを呼び出し、コード実装やデバッグなどの開発タスクを効率化できるという。
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JetBrainsは2026年1月23日(チェコ時間)、同社の統合開発環境(IDE)に搭載されているAI(人工知能)チャット機能において、OpenAIのAIコーディングエージェント「OpenAI Codex」(以下、Codex)を組み込んだと発表した。IDEの標準機能としてCodexを直接利用できるようになった。
Codexは、指示に基づいてコードの生成や修正をするだけでなく、推論・実行・反復を伴う開発タスクを自律的に進められるAIエージェントだ。今回の統合により、開発者はIDEの画面内から直接Codexに指示を出し、実際のプロジェクトに対するコード作成や修正、検証といった作業を進められるようになる。
Codexは、AIコーディングツール「JetBrains AI」のサブスクリプション、「ChatGPT」のアカウント、またはOpenAIのAPI(アプリケーションプログラミングインタフェース)キーのいずれかを使用して、同一のAIチャットインタフェース内から利用できる。
Codexは、バージョン2025.3以降の「JetBrains IDE」におけるAIチャットで直接利用可能となっている。利用に当たっては「AI Assistant」プラグインを最新バージョンに更新する必要がある。更新後、エージェント選択メニューからCodexを選択することで、すぐに使用を開始できる。
AIチャットを初めて利用する場合は、IDEの右上隅にあるJetBrains AIウィジェットを開き、「Let's Go」をクリックして、指示に従ってAI Assistantプラグインをインストールする。
JetBrains IDE内でCodexを認証する方法は複数あり、ユーザーの好みに合わせたセットアップが可能だ。
JetBrains AIを通じてCodexエージェントにアクセスする場合、フリートライアルやフリープランを含め、期間限定で無料で利用できる。プロモーションは2026年1月22日から開始され、割り当てられたプロモーションクレジットが使い果たされるまで利用できる。ChatGPTアカウントまたはOpenAI APIキーを使用する場合には適用されない。プロモーション終了後は、JetBrains AIのクレジット消費による利用となる。
JetBrains IDEでは、AIチャットを通じてCodexをアクティブエージェントとして利用できる。Codexを使用することで、IDE内から実際のコーディングタスクを委任し、エージェントに推論、実行、反復作業を行わせることが可能になる。
Codexはさまざまなインタラクションモードをサポートしているため、単純な応答のみを許可する設定から、ネットワークへのアクセスやコマンドの自律実行を許可する設定まで、自律性の度合いをユーザーが決定できる。
加えて、サポートされているOpenAIモデルやその推論の深さをAIチャット内で直接切り替えることも可能だ。これにより、タスクの内容に応じて推論の深さ、速度、コストのバランスを容易に調整できる。
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