1. エンヴィディア 2. エヌビディア 3. ヌビディア
正解と解説: 正解は2の「エヌビディア」。日本法人が「エヌビディア合同会社」と名乗っており、これが日本語での公式表記の手がかりになる。英語の発音は「エンヴィディア」に近く、頭のNは「エヌ」ではなく「エン」の音になる。日本法人名は「ヴ」を使わず「ビ」である点も、表記を決めるときの参考になる。
1. コヒア 2. コヒーレ 3. コーヒア
正解と解説: 正解は3の「コーヒア」。公式による明言は確認できなかったが、日本語圏では「コーヒア」が優勢で、「コヒア」も使われている。英語の動詞「cohere」(首尾一貫する)が語源で、英語の発音は第2音節にアクセントのある「コウヒア」に近い。日本語圏の「コーヒア」は、これを素直に写した形といえる。
1. アンソロピック 2. アンスロピック
正解と解説: 正解は1の「アンソロピック」。日本法人の登記名と報道発表がいずれも「アンソロピック」で、日本拠点も「アンソロピックジャパン」と読む。英語の発音はth音のため「アンスロピック」寄りになる。ただし広報代理店は「今後変わる可能性もゼロではない」と留保している。
1. ウェイツ・アンド・バイアスィズ 2. ウェイツ・アンド・バイアス 3. ウェイツ・アンド・バイアシーズ
正解と解説: 正解は1の「ウェイツ・アンド・バイアスィズ」。日本法人のプレスリリースが「Weights & Biases, Inc. (ウェイツ・アンド・バイアスィズ、以下W&B社)」と明記している。社名は機械学習の「重み」と「バイアス」に由来する。
企業名の読み方に迷ったら、日本法人の登記名を調べるのが早い。国税庁の法人番号公表サイトやgBizINFOで検索できる。NVIDIAの「エヌビディア合同会社」のように、日本法人が自ら名乗るときのカタカナが分かる。
ただしこれは法人の呼称であって、製品名の読みまで定めたものではない。あくまで手がかりの一つである。
1. オーラマ 2. オラマ 3. オリャマ
正解と解説: 正解は2の「オラマ」。公式による明言は確認できず、日本語媒体も欧文の「Ollama」で通しているが、日本語圏では「オラマ」が優勢である。「オーラマ」も相当数使われており、これは英語発音の長音をカタカナでどう写すかの違いにすぎない。MetaのLlama(ラマ)をローカルで動かすツールとして始まった経緯が、名前に表れている。
1. オンエヌエックス 2. オーエヌエヌエックス 3. オニキス
正解と解説: 正解は3の「オニキス」。ONNXの公式Xが「つづりは同じではないが、Onyxと同じ発音である」と回答している。Open Neural Network Exchangeの頭字語で、宝石のオニキスと同じ音になる。なお「オニキス」と「オニックス」はカタカナの写し方の違いなので、どちらでも構わない。
1. キューダ 2. クーダ
正解と解説: 正解は2の「クーダ」。NVIDIAの開発者フォーラムの公式FAQが「How do I pronounce CUDA? koo-duh.」と明記している。ただし公式が示しているのはカタカナではなく英語の発音つづりなので、「クーダ」は日本語向けの転写である。
1. サイパイ 2. サイピー 3. スキパイ
正解と解説: 正解は1の「サイパイ」。公式ドキュメントが「SciPy (pronounced "Sigh Pie")」と明記しており、これは古い版から現行版まで一貫している。公式サイトはSciPyを「scientific computing in Python」のためのものと説明している。日本語圏では「サイピー」も長く使われてきた。
1. ジュパイター 2. ジュピテル 3. ジュピター
正解と解説: 正解は3の「ジュピター」。公式による明言は確認できず、日本語圏では「ジュピター」が優勢だが、「ジュパイター」と読む人も一定数いる。名前はJulia、Python、Rの3言語に由来し、ガリレオが木星(Jupiter:ジュピター)を観測したノートにもかけられている、と公式ブログが説明している。
1. アライメント 2. アラインメント 3. アリグメント
正解と解説: 正解は1の「アライメント」。日本語圏では「アライメント」が優勢だが、英語の発音に近いのは「アラインメント」である。「アライメント」は自動車のホイールアライメントで日本語に定着した言い方だ。日本語圏では両方が使われている。
1. リーゾニング 2. リーズニング 3. レゾニング
正解と解説: 正解は2の「リーズニング」。OpenAIの日本語サイトが「リーズニングモデル」という表記を使っており、日本語圏でも「リーズニング」でほぼ一致している。一方、カタカナを使わず訳語を当てる媒体もあり、「推論モデル」「思考モデル」「論理的推論モデル」などが使われている。モデルを実行する意味の「inference」(推論)とは別概念なので、文脈に注意が必要である。
最後の3問は読み方ではなく、正式には何の略かを問う。読めていたのに何の略かは知らなかった、という語が意外に多い。
正解と解説: 正解は3。元の名前は「nodemation」(node+automation)で、先頭のnと末尾のnの間に8文字あることから「n8n」になった。公式のpressページは、読み方を「n eight n」と明記し、表記は常に小文字であるとも説明している。同じ命名法が「k8s」「i18n」「a11y」にも使われている。
正解と解説: 正解は2のLow-Rank Adaptation(低ランク適応)。2021年の論文「LoRA: Low-Rank Adaptation of Large Language Models」で提案された、モデルの一部だけを効率的に追加学習する手法である。読みは「ローラ」。無線通信規格のLoRa(Long Range)とは、つづりも分野も別物である。
正解と解説: 正解は1のMixture of Experts(専門家の混合)。入力に応じて複数の専門家サブモデルを切り替えて動かすアーキテクチャで、起源は1991年の論文にさかのぼる。読みは「エムオーイー」だが、日本語圏では「モエ」と読む人もいる。
30問(厳密には読み方に関する27問)を振り返ると、揺れ方は次の4つに分類できる。自分がどの問題を落としたかを見ると、どのパターンで迷いやすいかが見えてくる。
今回の調査では、公式サイト、公式SNS、公式ドキュメント、日本向けアプリストア、日本法人の登記情報まで当たった。その結果、日本語のカタカナ表記が見つかった場所は次の4カ所に分かれた。
製品ページやドキュメントには書かれておらず、公式Xや公式note、広報が報道機関に送ったメールで見つかった語が多かった。
読み方を問うた27問のうち、公式が読みを示していたのは13語だった。残りの14語は、公式が何も言っていない語である。この結果を踏まえると、指針は3段になる。
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