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Oracle Exadata国内販売数No.1のNECが次に向かう先は? オラクルとの協業強化で企業のデータ活用をさらに加速一次サポートの対象をEngineered Systems 5製品に拡大(4/4 ページ)

「Oracle Exadata」の国内NO.1販売数を誇るNECが、一次サポートの対象をEngineered Systems 5製品に拡大した。独自の技術/ノウハウも加えてEngineered Systemsの活用を強力に支援する同社は今後、企業のデータ活用をどのように加速しようとしているのだろうか? [プライベートクラウド/データベース統合][Engineered System]

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独自開発のAI技術「NEC the WISE」でデータ分析を支援 企業のビッグデータ活用をさらに強力サポート

藤田 ビッグデータは注目度の高い技術領域ですが、NEC様ではどのような活用シナリオを想定されているのでしょうか?

岸上 まず基幹システムに蓄えられた情報や音声、メール、ソーシャルネットワークなど、さまざまなデータを集約するためのデータ連携レイヤーが不可欠です。そして、次のレイヤーでOracle ExadataやOracle Big Data Applianceにデータを蓄積していくことになります。

NEC:ビッグデータ活用基盤「Big Data Analytics Platform & Solution」とは

 こうして蓄積したデータの分析において、NECが2016年7月に発表した最先端AI(人工知能)技術群「NEC the WISE」を組み合わせて使うことで、高度なデータ分析が可能になります。例えば、コンタクトセンターでは録音したお客さまの音声をテキスト化した上で、会話の内容を分析したり、問い合わせ内容の傾向を見いだしたりといった用途でNEC the WISEをご活用いただけます。

 また、NEC the WISEを構成するAI技術の1つに「異種混合学習」がありますが、その分析の前段階でOracle Big Data Appliance上のHadoopを使って大規模分散処理を行えば、分析処理の時間全体を大幅に短縮することができます。

 さらに、データ分析のレイヤーでは、「Oracle Exalytics」を使ってBI(Business Intelligence)環境を構築するといったことが考えられます。このように、さまざまなニーズに応じたビッグデータ活用基盤を整えることで、お客さまの多様な課題の解決をお手伝いしていきたいと思います。

NEC独自分析エンジンとHadoopの連携

藤田 データ連携からデータ処理、さらにはAIを使ったデータ分析まで、ビッグデータ活用における一連の流れをトータルにサポートする仕組みを用意されたわけですね。ITの利用価値をさらに高める、NEC様ならではの取り組みです。

 NEC様とオラクルは、約30年にわたり、力を合わせて日本のお客さまのデータ活用をお手伝いしてきました。今後はEngineered Systemsも軸にして両社のパートナーシップをさらに深化/拡大し、お客さまがデータからさまざまなビジネス価値を生み出す取り組みを共にご支援していきたいと思います。本日はありがとうございました。

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提供:日本オラクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2017年1月4日

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